3-4の教育実習
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『スカートさっきの方がいいかも』
「こっち?」
『いいじゃん、可愛よ〜花凛」
部屋中に散らばる服
機械を通して聞こえる二つの声
「爽やかすぎない?」
白い7部丈のトップスに、爽やかな水色のフワッとしたロングスカート
なんか、夏!って感じじゃない?
カジュアルさもないような…
『Gジャンない?』
「私は持ってないけど…お姉ちゃんが確か持ってた」
『聞いてこい!』
言われた通りに、自室からでて、隣のお姉ちゃんの部屋へ
やっぱり持つべきものは友だな
2人に泣きついてでも、ビデ通ファッションショー開いてよかった…
コンコン(戸を叩く)
「お姉ちゃん、Gジャン持ってない〜?」
「Gジャン?」
部屋から出てきたお姉ちゃんの手には、私と同じくスマホ
微かに複数の声が聞こえてくる
『結局は、Tonihtをどこに持ってくるか』
『ラス前じゃない?』
『でも、メンバーの作詞だし、最初らへんに持っていってインパクトを…』
「Gジャン多分あると思うけど、ちょっと待ってて」
そう言いながらスマホを手渡される
これしゃべっていいのかな?
なんかガヤガヤしてるっぽいけど…
『莉音ー!?聞いてる?』
『あんたの話なんだけど!?』
電話越しから声が飛んでくる
あ、この人達…
「あ、すみません!私が今お姉ちゃん借りてて…」
『あれ?花凛ちゃんじゃない?』
「はい!明日ライブ行きます!」
お姉ちゃんと同じバンドメンバー達が、電話越しでも驚いてる様子が聞こえる
「それ、スピーカーじゃないからね」
「そういえばそうだね…」
結構元気な人達だからな…
何回も会ったことあるけど、みんなめちゃくちゃフレンドリーだし、歳の差関係なく仲良くしてくれる
『花凛ちゃ〜ん、莉音を説得してくださぁい!』
「酔ってます?」
「流石に前日に飲んでるわけないでしょ」
呆れながらも私からスマホを取り上げるお姉ちゃん
「もうしなくていいじゃん」
『それはダメ!絶対入れるべき!』
『何の為に作ったのよ』
『やっぱラス前かなぁ…流れ的にも良いし』
何やら揉めているみたい…?
セトリのことかな?
前日なのに?って感じではあるけど…
「はい、Gジャン。それ、明日着てくの?」
「そうなんだけど……、どう?」
私の全身を下から上までまじまじと見尽かされる
やっぱり、変かな…?
「そんな不安に感じないんでよ。可愛すぎて倒れそう」
『莉音相変わらずシスコンー!』
『シスコンの曲作ってそれにしない?』
『時間ないって』
倒れそう、は言い過ぎではあるけど、お姉ちゃんからのお墨付きをもらって少しホッとする
受け取ったGジャンをさっそく羽織ってみると…
「……なんか、渡辺が好きそう」
「えっ!?」
渡辺って…?!
渡辺先生の、こと…?
「なんか吹き込まれた?やっぱりアイツ一発ヤっとくべきかなぁ〜」
「何にも吹き込まれてないよ!」
宮舘先生には、吹き込まれたけど…
『ねぇ〜、私も見たい』
『一瞬ビデ通にしよ!』
『それか写真送って〜』
「はい、チーズ」
「え!?」
突然向けられたカメラに戸惑ってしまう
そしてポーズを取る暇もなく鳴るシャッター音
「はい、送った」
「勝手に撮らないでよ!」
まぁ、あの人達だから良いけどさ…
大丈夫かな、変な顔してない?
『かっわいい〜!』
『ちょっと見ないうちに、また大人になってるねぇ』
「そんなこと…」
普段お姉ちゃん以外にそんなこと言ってくれる人いないので、ついベタ褒めに照れてしまう
どうやらこのコーデはだいぶ良いらしい
まぁ、本当に渡辺先生に刺さるかはわからないけど…
『花凛ちゃん、男でもできた?』
「は?」
「えっ!?」
渡辺先生のこと考えてたらドンピシャでその話題がくる
できてはないけど…
って、お姉ちゃん…?
「私は認めないから」
『マジでシスコン』
『花凛ちゃんの好きにさせてあげなよ〜』
『頑張ってね、花凛ちゃん!』
スマホ越しに睨みつけるお姉ちゃんと、笑い呆れるメンバーの方達
今まで、好きな人とかいなかったから、気にしてなかったけど
お姉ちゃん、認めてくれないんだ…
シスコンなのはわかってたけど、ここまでとは…
ただでさえ、渡辺先生のことよく思ってないみたいなのに
「明日、男と来るとかじゃないよね!?」
「いや、えっと…」
行きます
とは言えず……
『花凛ーーー!まだ!?』
『一回見せて〜』
あ、そうだ、こっちはこっちで電話繋いでたんだった
「お姉ちゃん、もう行くねっ。皆さんも、また明日!」
「何処の馬の骨の皮だ……」
『莉音、こっち戻って来い』
『セトリの話し合い、莉音いないと進まないんだから…』
『もうラス前に入れていいー?』
騒がしいお姉ちゃん達をすり抜けて、何とか脱出する
なんか、揉めてたみたいだけど、なんだかんだ、いつも良いライブするグループだし
明日、お姉ちゃんが、渡辺先生と宮舘先生見たら、卒倒しないかがちょっと心配だけど…
「こっち?」
『いいじゃん、可愛よ〜花凛」
部屋中に散らばる服
機械を通して聞こえる二つの声
「爽やかすぎない?」
白い7部丈のトップスに、爽やかな水色のフワッとしたロングスカート
なんか、夏!って感じじゃない?
カジュアルさもないような…
『Gジャンない?』
「私は持ってないけど…お姉ちゃんが確か持ってた」
『聞いてこい!』
言われた通りに、自室からでて、隣のお姉ちゃんの部屋へ
やっぱり持つべきものは友だな
2人に泣きついてでも、ビデ通ファッションショー開いてよかった…
コンコン(戸を叩く)
「お姉ちゃん、Gジャン持ってない〜?」
「Gジャン?」
部屋から出てきたお姉ちゃんの手には、私と同じくスマホ
微かに複数の声が聞こえてくる
『結局は、Tonihtをどこに持ってくるか』
『ラス前じゃない?』
『でも、メンバーの作詞だし、最初らへんに持っていってインパクトを…』
「Gジャン多分あると思うけど、ちょっと待ってて」
そう言いながらスマホを手渡される
これしゃべっていいのかな?
なんかガヤガヤしてるっぽいけど…
『莉音ー!?聞いてる?』
『あんたの話なんだけど!?』
電話越しから声が飛んでくる
あ、この人達…
「あ、すみません!私が今お姉ちゃん借りてて…」
『あれ?花凛ちゃんじゃない?』
「はい!明日ライブ行きます!」
お姉ちゃんと同じバンドメンバー達が、電話越しでも驚いてる様子が聞こえる
「それ、スピーカーじゃないからね」
「そういえばそうだね…」
結構元気な人達だからな…
何回も会ったことあるけど、みんなめちゃくちゃフレンドリーだし、歳の差関係なく仲良くしてくれる
『花凛ちゃ〜ん、莉音を説得してくださぁい!』
「酔ってます?」
「流石に前日に飲んでるわけないでしょ」
呆れながらも私からスマホを取り上げるお姉ちゃん
「もうしなくていいじゃん」
『それはダメ!絶対入れるべき!』
『何の為に作ったのよ』
『やっぱラス前かなぁ…流れ的にも良いし』
何やら揉めているみたい…?
セトリのことかな?
前日なのに?って感じではあるけど…
「はい、Gジャン。それ、明日着てくの?」
「そうなんだけど……、どう?」
私の全身を下から上までまじまじと見尽かされる
やっぱり、変かな…?
「そんな不安に感じないんでよ。可愛すぎて倒れそう」
『莉音相変わらずシスコンー!』
『シスコンの曲作ってそれにしない?』
『時間ないって』
倒れそう、は言い過ぎではあるけど、お姉ちゃんからのお墨付きをもらって少しホッとする
受け取ったGジャンをさっそく羽織ってみると…
「……なんか、渡辺が好きそう」
「えっ!?」
渡辺って…?!
渡辺先生の、こと…?
「なんか吹き込まれた?やっぱりアイツ一発ヤっとくべきかなぁ〜」
「何にも吹き込まれてないよ!」
宮舘先生には、吹き込まれたけど…
『ねぇ〜、私も見たい』
『一瞬ビデ通にしよ!』
『それか写真送って〜』
「はい、チーズ」
「え!?」
突然向けられたカメラに戸惑ってしまう
そしてポーズを取る暇もなく鳴るシャッター音
「はい、送った」
「勝手に撮らないでよ!」
まぁ、あの人達だから良いけどさ…
大丈夫かな、変な顔してない?
『かっわいい〜!』
『ちょっと見ないうちに、また大人になってるねぇ』
「そんなこと…」
普段お姉ちゃん以外にそんなこと言ってくれる人いないので、ついベタ褒めに照れてしまう
どうやらこのコーデはだいぶ良いらしい
まぁ、本当に渡辺先生に刺さるかはわからないけど…
『花凛ちゃん、男でもできた?』
「は?」
「えっ!?」
渡辺先生のこと考えてたらドンピシャでその話題がくる
できてはないけど…
って、お姉ちゃん…?
「私は認めないから」
『マジでシスコン』
『花凛ちゃんの好きにさせてあげなよ〜』
『頑張ってね、花凛ちゃん!』
スマホ越しに睨みつけるお姉ちゃんと、笑い呆れるメンバーの方達
今まで、好きな人とかいなかったから、気にしてなかったけど
お姉ちゃん、認めてくれないんだ…
シスコンなのはわかってたけど、ここまでとは…
ただでさえ、渡辺先生のことよく思ってないみたいなのに
「明日、男と来るとかじゃないよね!?」
「いや、えっと…」
行きます
とは言えず……
『花凛ーーー!まだ!?』
『一回見せて〜』
あ、そうだ、こっちはこっちで電話繋いでたんだった
「お姉ちゃん、もう行くねっ。皆さんも、また明日!」
「何処の馬の骨の皮だ……」
『莉音、こっち戻って来い』
『セトリの話し合い、莉音いないと進まないんだから…』
『もうラス前に入れていいー?』
騒がしいお姉ちゃん達をすり抜けて、何とか脱出する
なんか、揉めてたみたいだけど、なんだかんだ、いつも良いライブするグループだし
明日、お姉ちゃんが、渡辺先生と宮舘先生見たら、卒倒しないかがちょっと心配だけど…