3-4の教育実習
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「たっだいま〜」
「なんかテンション高いね。ケーキあるから?」
「それもある!」
渡辺先生と放課後いっぱい話せたってのもあるし
宮舘先生との空気感にも萌えたし
何より、お姉ちゃんと同級生ってことが発覚したし!
「はい、何がいい〜?」
「んん〜、ガトーショコラ」
「だと思った」
お姉ちゃんは駅近のケーキ屋さんでバイトしてて、こうやってもらってくることがたまにある
時給もいい上に商品も美味しくて神バイトなんだとか
「今度さ、またライブするんだけど来る?」
「どこで?いつ?」
“Snow”と大きく描かれたチラシが手に渡る
いつもと同じところか
広すぎず、狭すぎずなハコで、私みたいな高校生もちらほらいる
家から一駅先の徒歩10分だし、お姉ちゃんの大学からも近いんだよね
「午前中部活あるけど、17時〜だし行こっかな」
「りょーかい、チケットまた渡すわ」
「ありがとう〜」
そうだ、渡辺先生、宮舘先生達も誘ってみようかな?
忙しいかもだけど、知り合いみたいだし…
てか、その前にlineのこと聞かないと
「で?なんかいいことあったの?」
「そう!あのね!渡辺翔太って人と、宮舘涼太って人知ってるよね!?」
その瞬間、さっきまでの柔らかなお姉ちゃんの表情がフリーズしたように固まる
びっくりしてるのかな?
でも、仲良かったなら、知ってそうでもあるけど…
「お姉ちゃん?」
「あ…、うん、知ってるよ。涼太と渡辺ね」
「実は渡辺先生、私のクラス担任兼顧問で、宮舘先生も隣のクラスで、家庭科教えてもらってるんだけど…」
涼太と翔太?
呼び方の違いに疑問を持ちつつも、お姉ちゃんを伺うけど…
「涼太はともかく、渡辺、本当に先生目指してんだ…」
そう言うお姉ちゃんは、どこか遠くを見つめているように見える
そういえば、渡辺先生は、あんまりお姉ちゃんの話してなかった気がする…
仲良かったのは宮舘先生だけなのかな?
でもあの2人、昔から仲良いみたいだけど…
「ん?渡辺が担任?」
「うん、そうだよ…?」
ぎこちない様子だったお姉ちゃんが、キリッとした目つきに一変し、急にガシッとわたしの両肩を両手で掴む
「アイツになんかされてない?てか、アイツはちゃんと実習してんの?相変わらず女の子に達にチヤホヤされてるんじゃないでしょうね?学年1の問題児が教師なんて信じられないんだけど!」
「お、お姉ちゃん…?」
突然始まったマシンガントークに戸惑いが隠せない
えっと、なんて?
マシンガンすぎて半分も頭に入ってこない…
「涼太も……、何気に天然だし、学力もそんなにだし…」
「え?宮舘先生ってそーなんだ…」
渡辺先生とは違い、宮舘先生の話になるとペースダウンした
それに、やっぱり呼び方が気になる…
「あ、てか、その宮舘先生が、お姉ちゃんのline知りたがってたんだけど…」
「……は?」
姉、莉音再びフリーズ
えっと、とりあえず宮舘先生とは仲良かったのかな?
さっきの感じだと、渡辺先生とはそんなに仲良くない…?
むしろ仲悪い?
「涼太、私と花凛が姉妹なこと知ってるの?」
「うん?言っちゃった…」
え、言わない方が良かったやつ?
でも、宮舘先生は勘付いてたみたいだし…
「もしかして渡辺も?」
「うん。ていうか、宮舘先生は勘付いてみたい」
「マジか…」
えーっと、これは、どうすればいいんだろう?
またフリーズしちゃったし…
なんだかよくわかんないなぁ
「とりあえず、教えてもいいか、ダメかだけ…」
「……ダメ」
あ、ダメなの?
てっきり良いって言うと思ってたんだけどな…
「渡辺なんて論外ね。涼太は…まぁ、ちょっと考えさせて?」
「あー、わかった?」
宮舘先生に、自分から教えましょうか?なんて聞いといて、結局ダメだったなぁ…
後で謝らなきゃ
てかさ、渡辺先生…
お姉ちゃんに嫌われてる?
学生時代、なんかしたの?
私には、嫌いになる要素が全然わからないけど…
「ダメだ。大事な妹が渡辺の実習担当生なんて心配で仕方ない」
「渡辺先生いい先生だよ!カッコいいし!」
「だから!顔だけで判断しちゃダメ!」
あー、シスコンな上に好きな人のことをよく思ってないぽい
これ、絶対お姉ちゃんに“実は渡辺先生が好き”なんて言えないなぁ…
「なんかテンション高いね。ケーキあるから?」
「それもある!」
渡辺先生と放課後いっぱい話せたってのもあるし
宮舘先生との空気感にも萌えたし
何より、お姉ちゃんと同級生ってことが発覚したし!
「はい、何がいい〜?」
「んん〜、ガトーショコラ」
「だと思った」
お姉ちゃんは駅近のケーキ屋さんでバイトしてて、こうやってもらってくることがたまにある
時給もいい上に商品も美味しくて神バイトなんだとか
「今度さ、またライブするんだけど来る?」
「どこで?いつ?」
“Snow”と大きく描かれたチラシが手に渡る
いつもと同じところか
広すぎず、狭すぎずなハコで、私みたいな高校生もちらほらいる
家から一駅先の徒歩10分だし、お姉ちゃんの大学からも近いんだよね
「午前中部活あるけど、17時〜だし行こっかな」
「りょーかい、チケットまた渡すわ」
「ありがとう〜」
そうだ、渡辺先生、宮舘先生達も誘ってみようかな?
忙しいかもだけど、知り合いみたいだし…
てか、その前にlineのこと聞かないと
「で?なんかいいことあったの?」
「そう!あのね!渡辺翔太って人と、宮舘涼太って人知ってるよね!?」
その瞬間、さっきまでの柔らかなお姉ちゃんの表情がフリーズしたように固まる
びっくりしてるのかな?
でも、仲良かったなら、知ってそうでもあるけど…
「お姉ちゃん?」
「あ…、うん、知ってるよ。涼太と渡辺ね」
「実は渡辺先生、私のクラス担任兼顧問で、宮舘先生も隣のクラスで、家庭科教えてもらってるんだけど…」
涼太と翔太?
呼び方の違いに疑問を持ちつつも、お姉ちゃんを伺うけど…
「涼太はともかく、渡辺、本当に先生目指してんだ…」
そう言うお姉ちゃんは、どこか遠くを見つめているように見える
そういえば、渡辺先生は、あんまりお姉ちゃんの話してなかった気がする…
仲良かったのは宮舘先生だけなのかな?
でもあの2人、昔から仲良いみたいだけど…
「ん?渡辺が担任?」
「うん、そうだよ…?」
ぎこちない様子だったお姉ちゃんが、キリッとした目つきに一変し、急にガシッとわたしの両肩を両手で掴む
「アイツになんかされてない?てか、アイツはちゃんと実習してんの?相変わらず女の子に達にチヤホヤされてるんじゃないでしょうね?学年1の問題児が教師なんて信じられないんだけど!」
「お、お姉ちゃん…?」
突然始まったマシンガントークに戸惑いが隠せない
えっと、なんて?
マシンガンすぎて半分も頭に入ってこない…
「涼太も……、何気に天然だし、学力もそんなにだし…」
「え?宮舘先生ってそーなんだ…」
渡辺先生とは違い、宮舘先生の話になるとペースダウンした
それに、やっぱり呼び方が気になる…
「あ、てか、その宮舘先生が、お姉ちゃんのline知りたがってたんだけど…」
「……は?」
姉、莉音再びフリーズ
えっと、とりあえず宮舘先生とは仲良かったのかな?
さっきの感じだと、渡辺先生とはそんなに仲良くない…?
むしろ仲悪い?
「涼太、私と花凛が姉妹なこと知ってるの?」
「うん?言っちゃった…」
え、言わない方が良かったやつ?
でも、宮舘先生は勘付いてたみたいだし…
「もしかして渡辺も?」
「うん。ていうか、宮舘先生は勘付いてみたい」
「マジか…」
えーっと、これは、どうすればいいんだろう?
またフリーズしちゃったし…
なんだかよくわかんないなぁ
「とりあえず、教えてもいいか、ダメかだけ…」
「……ダメ」
あ、ダメなの?
てっきり良いって言うと思ってたんだけどな…
「渡辺なんて論外ね。涼太は…まぁ、ちょっと考えさせて?」
「あー、わかった?」
宮舘先生に、自分から教えましょうか?なんて聞いといて、結局ダメだったなぁ…
後で謝らなきゃ
てかさ、渡辺先生…
お姉ちゃんに嫌われてる?
学生時代、なんかしたの?
私には、嫌いになる要素が全然わからないけど…
「ダメだ。大事な妹が渡辺の実習担当生なんて心配で仕方ない」
「渡辺先生いい先生だよ!カッコいいし!」
「だから!顔だけで判断しちゃダメ!」
あー、シスコンな上に好きな人のことをよく思ってないぽい
これ、絶対お姉ちゃんに“実は渡辺先生が好き”なんて言えないなぁ…