3-4の教育実習
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「渡辺先生が!マジ尊い!」
登校早々、挨拶よりも先に、普段仲の良い友達2人に推し語りを始める
「はいはい、わかったから」
「一見クールそうに見えて?喋ってみたら面白いし、何よりあの顔面!」
「結局顔じゃん」
「無邪気に笑う顔が可愛いの!で、よく考えて見て気づいたの」
「何に?」
「シナモン似てる!」
「「はぁ?」」
本気でわからないっと顔をされる
が、私自身も本気で渡辺先生はシナモンに似てると思う
「具体的には?」
「口元!あとねー、度々可愛い顔するの!もうホンット沼!」
「戻ってこーい」
いやもう戻れないところまできてるわ
時すでに遅し
朝からテンションアゲアゲでごめんあそばせ
なーんて調子に乗っていたら…
「涼川さーん、ちょっと」
「わ、渡辺先生!」
話題の張本人がまさかの登場
とはいえ、私達は定位置である教室の端っこで喋ってたから、聞こえてはないと思うけど…
「朝からごめんね。大した用ではないんだけどさ…」
「全然大丈夫ですっ!」
むしろご褒美です!
朝から渡辺先生とおしゃべりできるなんて最高!
「如月先生から聞いたんだけど、歌上手いんだって?俺も歌好きだから、興味あってさ」
「歌、上手いとはよく言われます!」
「でた、フルートパートの謙遜のなさ」
「謙遜した方が良かったですか?」
「今更だわ」
まぁ、正直上手いと思う
もちろん、世の中には私より上手い人はたくさんいるし、世界一上手いだなんて思ってない
だけど、合唱コンで毎年ソロやらされるし、昔から音楽が身近にある環境で育ってきたからなぁ…
「今度さ〜、時間ある時聞かせてくんない?オフの日の放課後とかさ」
「もちろんですよ!私はいつでもOKです!」
「本当?頼もしいわ〜」
推しである渡辺先生に聞いてもらえることができるなんて、この上ない幸せだ
それまでにちょっと練習しとかないとっ!
何歌おっかな〜
なんて思っていたら…
「渡辺先生ー!」
「お〜、って…」
あっという間にたくさんの女子達に囲まれる渡辺先生
私を推し抜けるように、みんなで渡辺先生をガードするかのように…
こわぁ…
「しょっぴー先生、ここ跳ねてる!」
「本当だ可愛い〜!」
「朝弱いの?」
「あぁ、まぁ」
恐るべき、女子の行動力
でも、少し羨ましいなぁ…
渡辺先生は困ってそうだけど、私は彼女達のような積極性はないから…
あ、なんか睨まれた
なんで私を睨むのよ
先に喋っていたから?
でも今喋っているのはあなた達だし、そんなにベタバタ触れるのも私には考えられない
なんか…モヤモヤする
🔔キーンコーンカーンコーン
🔔キーンコーンカーンコーン
「ほら、HR始めるぞ。教室入れ〜」
“はーい”と少し残念なように散っていくファン達
あなた達のものじゃないんだから…
チラリと渡辺先生の方を見る
その瞬間、パッと渡辺先生と目があった
いや、あったような気がした、かな
私も大概なのかも
ファン達のこと言えないかもしれない…
登校早々、挨拶よりも先に、普段仲の良い友達2人に推し語りを始める
「はいはい、わかったから」
「一見クールそうに見えて?喋ってみたら面白いし、何よりあの顔面!」
「結局顔じゃん」
「無邪気に笑う顔が可愛いの!で、よく考えて見て気づいたの」
「何に?」
「シナモン似てる!」
「「はぁ?」」
本気でわからないっと顔をされる
が、私自身も本気で渡辺先生はシナモンに似てると思う
「具体的には?」
「口元!あとねー、度々可愛い顔するの!もうホンット沼!」
「戻ってこーい」
いやもう戻れないところまできてるわ
時すでに遅し
朝からテンションアゲアゲでごめんあそばせ
なーんて調子に乗っていたら…
「涼川さーん、ちょっと」
「わ、渡辺先生!」
話題の張本人がまさかの登場
とはいえ、私達は定位置である教室の端っこで喋ってたから、聞こえてはないと思うけど…
「朝からごめんね。大した用ではないんだけどさ…」
「全然大丈夫ですっ!」
むしろご褒美です!
朝から渡辺先生とおしゃべりできるなんて最高!
「如月先生から聞いたんだけど、歌上手いんだって?俺も歌好きだから、興味あってさ」
「歌、上手いとはよく言われます!」
「でた、フルートパートの謙遜のなさ」
「謙遜した方が良かったですか?」
「今更だわ」
まぁ、正直上手いと思う
もちろん、世の中には私より上手い人はたくさんいるし、世界一上手いだなんて思ってない
だけど、合唱コンで毎年ソロやらされるし、昔から音楽が身近にある環境で育ってきたからなぁ…
「今度さ〜、時間ある時聞かせてくんない?オフの日の放課後とかさ」
「もちろんですよ!私はいつでもOKです!」
「本当?頼もしいわ〜」
推しである渡辺先生に聞いてもらえることができるなんて、この上ない幸せだ
それまでにちょっと練習しとかないとっ!
何歌おっかな〜
なんて思っていたら…
「渡辺先生ー!」
「お〜、って…」
あっという間にたくさんの女子達に囲まれる渡辺先生
私を推し抜けるように、みんなで渡辺先生をガードするかのように…
こわぁ…
「しょっぴー先生、ここ跳ねてる!」
「本当だ可愛い〜!」
「朝弱いの?」
「あぁ、まぁ」
恐るべき、女子の行動力
でも、少し羨ましいなぁ…
渡辺先生は困ってそうだけど、私は彼女達のような積極性はないから…
あ、なんか睨まれた
なんで私を睨むのよ
先に喋っていたから?
でも今喋っているのはあなた達だし、そんなにベタバタ触れるのも私には考えられない
なんか…モヤモヤする
🔔キーンコーンカーンコーン
🔔キーンコーンカーンコーン
「ほら、HR始めるぞ。教室入れ〜」
“はーい”と少し残念なように散っていくファン達
あなた達のものじゃないんだから…
チラリと渡辺先生の方を見る
その瞬間、パッと渡辺先生と目があった
いや、あったような気がした、かな
私も大概なのかも
ファン達のこと言えないかもしれない…