3-3の教育実習
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「おはようございま〜す!」
「おはようでやんす!」
「ラウ先生おっは〜」
「おっはよ〜う!」
「阿部ちゃん先生おはよぉ」
「おはようー!」
ふむ、なるほど
本日の挨拶当番は佐久間先生にラウール先生、そして阿部先生のようだ
うん、安心して学校入れるな
昨日の放課後は本当に、ここ最近のことが吹っ飛ぶくらい楽しかったんだけど…
帰りに深澤先生と会っちゃったんだよねぇ
昨日の朝も逃げるように行ったし、とにかく気まずい
日が経てば経つほど、どんどん気まずくなっていく気はするけど…
かといってどうしたらいいものか
深澤先生は何にも悪くないし、怜とは話せそうにないし...
「何やってんの」
「へ!?目黒先生!!」
後ろから低い声が聞こえる
そこには高身長イケメン男子目黒先生
そういえばこの人、ファンクラブあるんだよね
まだ一週間とちょっとぐらいしか経ってないのにすごいよなぁ
てか近くで見るとスタイルバカ良いじゃん!
「青海さん?だよね?入んないの?」
「あ、いえ、入ります」
安全確認(?)はできたし、目黒先生困らせるわけにもいかないから、さっさと入っちゃおー
「青海さん、さっきキョロキョロしてたけど、何してたの?」
「え?あ〜…ちょっと、人探しを」
嘘ではない
“深澤先生”がいないか“探してた”んだから
ていうか、目黒先生普通に隣歩いてくるんだけど
「およよ?目黒と青海さんじゃあーりませんかぁ」
「珍しい組み合わせだね」
「ていうか青海さん1人なの珍しいね」
うぅっ…阿部先生鋭い
あと他の2人は声量抑えてください
周りからの視線がすっごい
「なんかさっきたまたまあったの。青海さん、校門の前でキョロキョロしてたから声かけた」
「へぇ〜、誰か探してたの」
数分前にした話がもう一度くる
ていうか阿部先生、何でそんな的確なところ突いてくるんですか…
「まぁ、ちょっと…」
「いなかったの?後で言っとこうか?先生?生徒?」
「いや!大丈夫です!」
阿部先生、お願いだからそれ以上聞かないで!
怖い!
何かボロでそうで怖い!
的確すぎて怖い!
「そう?ならいいけど」
「いつでも頼るでやんすよ!」
「佐久間くん朝からうるさいなぁ」
「ラウ、阿部ちゃんお疲れ様」
ラウール先生、あなたも十分声大きいです
おかげでめちゃくちゃ注目浴びてるんですよ
視線が痛い
こんなところ、怜達に見られでもしたら…
「先生達、邪魔」
その声にハッとなる
そうだよね!?こんな入口付近でたむろってたら超邪魔だよね!?
ごめんね!本当に!
そう謝ろうとすると…
「芽依ちゃん!?おはよう!」
「あぁ、誰かと思ったら仁那か。おはよ〜」
麗美ちゃんの友達、芽依ちゃんだった
めちゃくちゃ仲良いってわけではないんだけど、麗美繋がりで知り合って、こうしてバッタリ会うと、喋る仲だ
なんだけど…
ちょっと素行が悪いっていうか…
見た目とか、ギャル!って感じだし、正直、よくない噂が多く飛び交っている
私も最初は警戒してたんだけど…
「芽依ちゃん、朝から登校なんて珍しいね?最近は大丈夫?」
その声は芽依ちゃんにしか聞こえないくらいの声量
この子、根はいい子なのよ
ただ、色々あるからね…
「最近ねー、そこの脳みそ小学生先生にめっちゃ怒られんの」
「おい、瑠璃川」
キャハハハハっと笑う芽依ちゃんを見て、少しホッとする
その様子じゃ大丈夫なようだ
「ま、仁那もいつでも何でも話聞くかんね〜じゃ、また!」
「またね!芽依ちゃん!」
ヒラヒラと手を振り、校内へと消えていく芽依ちゃん
朝から見かけたのは初めてかも…
ていうか、芽依ちゃんと目黒先生って結構仲良さそうなんだな〜
「芽依と青海さんって仲良いの?」
「それ、私も今、先生に聞こうと思ってましたよ」
ちょうどそう思っていたタイミングで目黒先生に聞かれる
私からしてみたら、教育実習生とはいえ、目黒先生と仲良さそうな芽依ちゃんの方が気になりますよ
「目黒〜、青海ちゃんって、人脈ひっろいんだよ〜。ね?青海ちゃん?」
「あぁ〜?そーなんですかね?」
人脈広いのか?私
自分ではあんまり思ったことないけど、確かに人と関わるには好きではある
「自覚ないパターンみたいだよ、佐久間」
「確かに、青海さんって名前だけはたまに聞くんだよね〜」
まじですか、ラウール先生
私、2年生にそんなに知り合いいませんよ?
「あんな子だけど、仲良くしてあげてね、青海さん」
「いえ、むしろ私の方が仲良くしてもらってる側ですよ!」
改めて向き合い、目黒先生に言われる
その姿は保護者のようで、私もそのノリで言っちゃった
目黒先生も爆笑してる
「青海さん、面白いね」
「え?そんなことないですよ〜」
それよりそろそろ退散してもよろしいでしょうか?
私には多くの視線に耐えられるほど肝は据わってないのよ
「青海さん、そろそろいったら?引き止めちゃってごめんね」
ナイス!阿部先生!
「いえ!先生達と喋れて楽しかったです」
「またいつでも来いよ!」
「佐久間くんが喋りたいだけでしょ」
去り際まで仲のいい先生達
ぺこり、と一礼し、足早に校内へ向かう
あ〜、視線が痛かった
先生達との会話は楽しかったんだけどね〜
「おはようでやんす!」
「ラウ先生おっは〜」
「おっはよ〜う!」
「阿部ちゃん先生おはよぉ」
「おはようー!」
ふむ、なるほど
本日の挨拶当番は佐久間先生にラウール先生、そして阿部先生のようだ
うん、安心して学校入れるな
昨日の放課後は本当に、ここ最近のことが吹っ飛ぶくらい楽しかったんだけど…
帰りに深澤先生と会っちゃったんだよねぇ
昨日の朝も逃げるように行ったし、とにかく気まずい
日が経てば経つほど、どんどん気まずくなっていく気はするけど…
かといってどうしたらいいものか
深澤先生は何にも悪くないし、怜とは話せそうにないし...
「何やってんの」
「へ!?目黒先生!!」
後ろから低い声が聞こえる
そこには高身長イケメン男子目黒先生
そういえばこの人、ファンクラブあるんだよね
まだ一週間とちょっとぐらいしか経ってないのにすごいよなぁ
てか近くで見るとスタイルバカ良いじゃん!
「青海さん?だよね?入んないの?」
「あ、いえ、入ります」
安全確認(?)はできたし、目黒先生困らせるわけにもいかないから、さっさと入っちゃおー
「青海さん、さっきキョロキョロしてたけど、何してたの?」
「え?あ〜…ちょっと、人探しを」
嘘ではない
“深澤先生”がいないか“探してた”んだから
ていうか、目黒先生普通に隣歩いてくるんだけど
「およよ?目黒と青海さんじゃあーりませんかぁ」
「珍しい組み合わせだね」
「ていうか青海さん1人なの珍しいね」
うぅっ…阿部先生鋭い
あと他の2人は声量抑えてください
周りからの視線がすっごい
「なんかさっきたまたまあったの。青海さん、校門の前でキョロキョロしてたから声かけた」
「へぇ〜、誰か探してたの」
数分前にした話がもう一度くる
ていうか阿部先生、何でそんな的確なところ突いてくるんですか…
「まぁ、ちょっと…」
「いなかったの?後で言っとこうか?先生?生徒?」
「いや!大丈夫です!」
阿部先生、お願いだからそれ以上聞かないで!
怖い!
何かボロでそうで怖い!
的確すぎて怖い!
「そう?ならいいけど」
「いつでも頼るでやんすよ!」
「佐久間くん朝からうるさいなぁ」
「ラウ、阿部ちゃんお疲れ様」
ラウール先生、あなたも十分声大きいです
おかげでめちゃくちゃ注目浴びてるんですよ
視線が痛い
こんなところ、怜達に見られでもしたら…
「先生達、邪魔」
その声にハッとなる
そうだよね!?こんな入口付近でたむろってたら超邪魔だよね!?
ごめんね!本当に!
そう謝ろうとすると…
「芽依ちゃん!?おはよう!」
「あぁ、誰かと思ったら仁那か。おはよ〜」
麗美ちゃんの友達、芽依ちゃんだった
めちゃくちゃ仲良いってわけではないんだけど、麗美繋がりで知り合って、こうしてバッタリ会うと、喋る仲だ
なんだけど…
ちょっと素行が悪いっていうか…
見た目とか、ギャル!って感じだし、正直、よくない噂が多く飛び交っている
私も最初は警戒してたんだけど…
「芽依ちゃん、朝から登校なんて珍しいね?最近は大丈夫?」
その声は芽依ちゃんにしか聞こえないくらいの声量
この子、根はいい子なのよ
ただ、色々あるからね…
「最近ねー、そこの脳みそ小学生先生にめっちゃ怒られんの」
「おい、瑠璃川」
キャハハハハっと笑う芽依ちゃんを見て、少しホッとする
その様子じゃ大丈夫なようだ
「ま、仁那もいつでも何でも話聞くかんね〜じゃ、また!」
「またね!芽依ちゃん!」
ヒラヒラと手を振り、校内へと消えていく芽依ちゃん
朝から見かけたのは初めてかも…
ていうか、芽依ちゃんと目黒先生って結構仲良さそうなんだな〜
「芽依と青海さんって仲良いの?」
「それ、私も今、先生に聞こうと思ってましたよ」
ちょうどそう思っていたタイミングで目黒先生に聞かれる
私からしてみたら、教育実習生とはいえ、目黒先生と仲良さそうな芽依ちゃんの方が気になりますよ
「目黒〜、青海ちゃんって、人脈ひっろいんだよ〜。ね?青海ちゃん?」
「あぁ〜?そーなんですかね?」
人脈広いのか?私
自分ではあんまり思ったことないけど、確かに人と関わるには好きではある
「自覚ないパターンみたいだよ、佐久間」
「確かに、青海さんって名前だけはたまに聞くんだよね〜」
まじですか、ラウール先生
私、2年生にそんなに知り合いいませんよ?
「あんな子だけど、仲良くしてあげてね、青海さん」
「いえ、むしろ私の方が仲良くしてもらってる側ですよ!」
改めて向き合い、目黒先生に言われる
その姿は保護者のようで、私もそのノリで言っちゃった
目黒先生も爆笑してる
「青海さん、面白いね」
「え?そんなことないですよ〜」
それよりそろそろ退散してもよろしいでしょうか?
私には多くの視線に耐えられるほど肝は据わってないのよ
「青海さん、そろそろいったら?引き止めちゃってごめんね」
ナイス!阿部先生!
「いえ!先生達と喋れて楽しかったです」
「またいつでも来いよ!」
「佐久間くんが喋りたいだけでしょ」
去り際まで仲のいい先生達
ぺこり、と一礼し、足早に校内へ向かう
あ〜、視線が痛かった
先生達との会話は楽しかったんだけどね〜