3-3の教育実習
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「翔太、生徒に向かって吠えるんじゃないよ」
「別に吠えてねぇし…」
宮舘先生に咎められてシュンっとしている渡辺先生
その姿にクスッと笑ってしまう
「笑ったな…」
と私を睨みつけるが…
「翔太」
今度は宮舘先生が渡辺先生を睨む
あ〜、面白いかもこれ
宮舘先生と渡辺先生って幼馴染なんだっけ?
このコンビ好きだわ〜
「仁那ちゃん、もしかしてゆり組推し?」
「ゆり組?」
トイレに行ってたはずの花凛ちゃんは宮舘先生と共に入ってきた
途中であったのかな
てか何で宮舘先生ココにいるんだろう…
「あの2人ね、生まれた病院からずっと一緒なんだって」
「生まれた病院から…!?」
何それすっご
そんなに凄い幼馴染だったんですか!?
「幼稚園のとき、ゆり組だったんだって。それでゆり組」
「そーゆーことね…何か、エモっ!」
「だよね〜」
ニッコニコしながらそういう花凛ちゃんもきっとゆり組推しなのだろう
でもわかる
その関係性聞いただけでエモいし、何より今、眼福
ゆり組ね…いいわ
「てか涼太何しにきたんだよ…」
うわっ!今涼太って呼んだ!
多分宮舘先生の下の名前だよね
さっき宮舘先生も翔太って呼んでたし!
も〜、エモーショナル過ぎる〜
「あぁ、そうそう、翔太が青海さんに特別レッスンつけてるって聞いてね…これ、差し入れ」
そう渡されたのは、きれいにラッピングされてあるマカロン
「えぇ!?いいんですか?」
「もしかして、手作り!?」
「もちろん」
すっご…
宮舘先生が料理上手なのは知ってたけど…
マカロンって結構難しいし、差し入れのチョイスがセンスありすぎ
「サンキュー、翔太」
「姫達に優先して食べさせてあげてね?」
「わ〜ってるよ。俺はいつでも食えるし…」
うっわぁ…
何その発言
何?付き合ってるの?
これがいわゆるBL?
新しい扉開いちゃったかも…?
「仁那ちゃんもお菓子作り得意だよね」
そういえば花凛ちゃんにも前にお菓子あげたことあったな
去年のバレンタインとかもあげてるし…
「そーいえば、この間照が何かクッキーもらってた!」
まるで犯人!とでもいうように渡辺先生に指さされる
「翔太、人を指差しちゃダメだよ」
「あーごめん、てかそれお前?」
指差しはやめてもらえたが、的確なところを突かれる
何でそんな勘いいんですか…?
「翔太、生徒にお前って言わないの」
「あ〜、ごめん…」
「それ、青海さんに言うんだよ」
再びゆり組TIME
「仁那ちゃん、うちの担任がごめんね?」
花凛ちゃん…出来た生徒だね
大丈夫よ、私全然気にしてない
むしろゆり組見れて嬉しいよ
「何で涼川が…」
「生徒に代わりに謝ってもらうなんて…」
「青海、ごめん!!」
すかさず宮舘先生が口を出し、渡辺先生がパチンッと手を合わせて私に謝ってくる
その流れはまるでコントのよう
「別にいいですよ〜」
「青海さん、翔太が迷惑ばっかりかけてごめんね」
「本っ当に大丈夫です!」
むしろ眼福
昨日の私だったらありえないね
「俺肩身せめぇ…」
「自業自得ですよ」
「涼川が珍しく辛辣」
宮舘先生に咎められ、花凛ちゃんにもまっすぐに言われた渡辺先生は、今ここにいる誰よりも小さくなっている
今まであんまり関わりなかったけど、渡辺先生面白いな〜
「で、照にクッキーあげたの?」
「まだ聞きますかそれ」
小さくなったまま私に問いかける渡辺先生
「しつこい男は嫌われるよ。まぁ、俺もちょっと気になるけど」
「どっちの味方なんですか宮舘先生」
なんか風向き変わってきたんだけど
宮舘先生は味方じゃなかったの!?
「……あげましたよ。私、運動音痴で、普段たくさんお世話になってっるので…」
「へぇ〜、お世話にねぇ…」
「仁那ちゃん運動神経壊滅的だもんね」
「照、すっごく嬉しそうだったよ」
そうなんだ…
今日の授業の時にも直接言われたけど、本当に喜んでもらえてたようだ
「いいなぁ、岩本先生。私も久しぶりに仁那ちゃんのお菓子食べたいな〜」
「また作るって約束したからそのとき花凛ちゃんにも上げるね」
「やったぁ!」
結ちゃんにも上げるって言ったし、クッキーは簡単に量産できるからね
「俺も仁那ちゃんの腕前見てみたいな」
「宮舘先生には劣りますよ…」
家庭科の先生に勝てると思ってませんよ
このマカロンもめちゃくちゃ美味しいし
「俺もちょーだい」
「今日のお礼もありますしね。全然いいですよ」
こりゃ結構作ることになるな
まぁ、好きだからいいんだけどね〜
「んじゃ、そろそろ再開しますか。涼太もいなよ」
「いいの?じゃあお言葉に甘えて」
「期待しないでください」
「仁那ちゃんの声は期待するだけあるよ」
オレンジ色の光が差し込む音楽室
一時の、楽しい瞬間
数時間前までは考えられなかった
やっぱり今日は部室行かなくて生活だったな…
仁那のそんな思いとは裏腹に、深澤先生が部室で待っていたのはまだしらないー
「別に吠えてねぇし…」
宮舘先生に咎められてシュンっとしている渡辺先生
その姿にクスッと笑ってしまう
「笑ったな…」
と私を睨みつけるが…
「翔太」
今度は宮舘先生が渡辺先生を睨む
あ〜、面白いかもこれ
宮舘先生と渡辺先生って幼馴染なんだっけ?
このコンビ好きだわ〜
「仁那ちゃん、もしかしてゆり組推し?」
「ゆり組?」
トイレに行ってたはずの花凛ちゃんは宮舘先生と共に入ってきた
途中であったのかな
てか何で宮舘先生ココにいるんだろう…
「あの2人ね、生まれた病院からずっと一緒なんだって」
「生まれた病院から…!?」
何それすっご
そんなに凄い幼馴染だったんですか!?
「幼稚園のとき、ゆり組だったんだって。それでゆり組」
「そーゆーことね…何か、エモっ!」
「だよね〜」
ニッコニコしながらそういう花凛ちゃんもきっとゆり組推しなのだろう
でもわかる
その関係性聞いただけでエモいし、何より今、眼福
ゆり組ね…いいわ
「てか涼太何しにきたんだよ…」
うわっ!今涼太って呼んだ!
多分宮舘先生の下の名前だよね
さっき宮舘先生も翔太って呼んでたし!
も〜、エモーショナル過ぎる〜
「あぁ、そうそう、翔太が青海さんに特別レッスンつけてるって聞いてね…これ、差し入れ」
そう渡されたのは、きれいにラッピングされてあるマカロン
「えぇ!?いいんですか?」
「もしかして、手作り!?」
「もちろん」
すっご…
宮舘先生が料理上手なのは知ってたけど…
マカロンって結構難しいし、差し入れのチョイスがセンスありすぎ
「サンキュー、翔太」
「姫達に優先して食べさせてあげてね?」
「わ〜ってるよ。俺はいつでも食えるし…」
うっわぁ…
何その発言
何?付き合ってるの?
これがいわゆるBL?
新しい扉開いちゃったかも…?
「仁那ちゃんもお菓子作り得意だよね」
そういえば花凛ちゃんにも前にお菓子あげたことあったな
去年のバレンタインとかもあげてるし…
「そーいえば、この間照が何かクッキーもらってた!」
まるで犯人!とでもいうように渡辺先生に指さされる
「翔太、人を指差しちゃダメだよ」
「あーごめん、てかそれお前?」
指差しはやめてもらえたが、的確なところを突かれる
何でそんな勘いいんですか…?
「翔太、生徒にお前って言わないの」
「あ〜、ごめん…」
「それ、青海さんに言うんだよ」
再びゆり組TIME
「仁那ちゃん、うちの担任がごめんね?」
花凛ちゃん…出来た生徒だね
大丈夫よ、私全然気にしてない
むしろゆり組見れて嬉しいよ
「何で涼川が…」
「生徒に代わりに謝ってもらうなんて…」
「青海、ごめん!!」
すかさず宮舘先生が口を出し、渡辺先生がパチンッと手を合わせて私に謝ってくる
その流れはまるでコントのよう
「別にいいですよ〜」
「青海さん、翔太が迷惑ばっかりかけてごめんね」
「本っ当に大丈夫です!」
むしろ眼福
昨日の私だったらありえないね
「俺肩身せめぇ…」
「自業自得ですよ」
「涼川が珍しく辛辣」
宮舘先生に咎められ、花凛ちゃんにもまっすぐに言われた渡辺先生は、今ここにいる誰よりも小さくなっている
今まであんまり関わりなかったけど、渡辺先生面白いな〜
「で、照にクッキーあげたの?」
「まだ聞きますかそれ」
小さくなったまま私に問いかける渡辺先生
「しつこい男は嫌われるよ。まぁ、俺もちょっと気になるけど」
「どっちの味方なんですか宮舘先生」
なんか風向き変わってきたんだけど
宮舘先生は味方じゃなかったの!?
「……あげましたよ。私、運動音痴で、普段たくさんお世話になってっるので…」
「へぇ〜、お世話にねぇ…」
「仁那ちゃん運動神経壊滅的だもんね」
「照、すっごく嬉しそうだったよ」
そうなんだ…
今日の授業の時にも直接言われたけど、本当に喜んでもらえてたようだ
「いいなぁ、岩本先生。私も久しぶりに仁那ちゃんのお菓子食べたいな〜」
「また作るって約束したからそのとき花凛ちゃんにも上げるね」
「やったぁ!」
結ちゃんにも上げるって言ったし、クッキーは簡単に量産できるからね
「俺も仁那ちゃんの腕前見てみたいな」
「宮舘先生には劣りますよ…」
家庭科の先生に勝てると思ってませんよ
このマカロンもめちゃくちゃ美味しいし
「俺もちょーだい」
「今日のお礼もありますしね。全然いいですよ」
こりゃ結構作ることになるな
まぁ、好きだからいいんだけどね〜
「んじゃ、そろそろ再開しますか。涼太もいなよ」
「いいの?じゃあお言葉に甘えて」
「期待しないでください」
「仁那ちゃんの声は期待するだけあるよ」
オレンジ色の光が差し込む音楽室
一時の、楽しい瞬間
数時間前までは考えられなかった
やっぱり今日は部室行かなくて生活だったな…
仁那のそんな思いとは裏腹に、深澤先生が部室で待っていたのはまだしらないー