3-3の教育実習
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「ボールを持つ手、そんなに力入れないで」
「こう、ですか?」
「そうそう、そのまま真っ直ぐ投げて見て」
「わ!やったぁ!初シュート!」
「いやぁ、運動神経悪すぎて教えがいがあるよね」
「それ褒めてます?貶してます?」
体育の授業でのバスケ
運動神経が壊滅的な私を見兼ねて岩本先生はいつも優しく丁寧に教えてくれる
「青海ちゃん!初シュート成功おめでとう!」
「ありがとう結ちゃん!」
結ちゃんは、なんだかんだ人並み程度にサラッとできちゃう子で、岩本先生とともに教えてくれた
最近よく一緒にもいてくれて、実は3年間同じクラスだったりする
クラスの中では、いわゆるどこにも属さない子であり、今の私にも、何も聞いてこない
[#dn=6#]達は、あのことがあった日以来、全く喋ろうともしてくれず、むしろ陰口言ってるのを隠さなくなってきている気がする
何で?どうして?という疑問は消えないが、幸いにも他のクラスメイト達は普通に接して来てくれて、このクラス神だなと思っている
「そういえば青海さん、この間のクッキーありがとうね。めちゃくちゃ美味しかったよ」
「全然!お口にあったようでよかったです」
毎回毎回教えて貰うのも悪いし、岩本先生、甘いの好きって言ってたから渡してよかったな、と思う
「よかったらまた、作ってよ」
「全然いいですよ!何か希望の味とかあります?」
「ん〜、チョコとか?」
「それこの間と同じですよ!」
「だって美味しかったんだもん」
だもんって何だ
普段のあの強面はどこいった
可愛いんだよ!
「先生〜仁那ちゃんにクッキーもらったの?いいなぁ〜」
「結ちゃんにも今度あげるよ!お菓子作るの好きだし!」
「本当?やったぁ〜!」
「白石さん、クッキー独り占めしないでよ!?」
体育館の片隅でワイワイやっている私達
そんな私達をよく思ってない目で見ているのに気づいてないわけではなかった
だけど、岩本先生と過ごせるこの一時が嬉しくて…
気づいてないフリをしてしまっていたー
「こう、ですか?」
「そうそう、そのまま真っ直ぐ投げて見て」
「わ!やったぁ!初シュート!」
「いやぁ、運動神経悪すぎて教えがいがあるよね」
「それ褒めてます?貶してます?」
体育の授業でのバスケ
運動神経が壊滅的な私を見兼ねて岩本先生はいつも優しく丁寧に教えてくれる
「青海ちゃん!初シュート成功おめでとう!」
「ありがとう結ちゃん!」
結ちゃんは、なんだかんだ人並み程度にサラッとできちゃう子で、岩本先生とともに教えてくれた
最近よく一緒にもいてくれて、実は3年間同じクラスだったりする
クラスの中では、いわゆるどこにも属さない子であり、今の私にも、何も聞いてこない
[#dn=6#]達は、あのことがあった日以来、全く喋ろうともしてくれず、むしろ陰口言ってるのを隠さなくなってきている気がする
何で?どうして?という疑問は消えないが、幸いにも他のクラスメイト達は普通に接して来てくれて、このクラス神だなと思っている
「そういえば青海さん、この間のクッキーありがとうね。めちゃくちゃ美味しかったよ」
「全然!お口にあったようでよかったです」
毎回毎回教えて貰うのも悪いし、岩本先生、甘いの好きって言ってたから渡してよかったな、と思う
「よかったらまた、作ってよ」
「全然いいですよ!何か希望の味とかあります?」
「ん〜、チョコとか?」
「それこの間と同じですよ!」
「だって美味しかったんだもん」
だもんって何だ
普段のあの強面はどこいった
可愛いんだよ!
「先生〜仁那ちゃんにクッキーもらったの?いいなぁ〜」
「結ちゃんにも今度あげるよ!お菓子作るの好きだし!」
「本当?やったぁ〜!」
「白石さん、クッキー独り占めしないでよ!?」
体育館の片隅でワイワイやっている私達
そんな私達をよく思ってない目で見ているのに気づいてないわけではなかった
だけど、岩本先生と過ごせるこの一時が嬉しくて…
気づいてないフリをしてしまっていたー