竜虎相搏
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「集合!
三列縦隊!!
⽇朝点呼
番号!」
1、2、3、4、5…
「⿁塚教場気をつけィ!」
どうも、紺野です
真っ⻘な晴天
広いグラウンド
⾵に揺れる日の丸
そして…
隣にいるムスッとしている幼馴染
「ちょっと陣平?いつまでムスッとしてん
の?」
コソッと陣平に⽿打ちする
しかし−
「ん?」
ヤベ、教官にバレちった…
「どうした?松⽥と降⾕…その顔…
紺野も、なんかあったのか?」
「聞きたいっスか?」
「いえ!陣平の⽿に埃が付いてたので…!」
「そうか。で?松⽥に降⾕。是⾮お聞かせ願
いたいねぇ…」
あーあ。ダメだこりゃ
なんて思っていると…
「実は…」
ん?班⻑?
「昨夜、⾃分の部屋にゴキブリが⼤量に出ま
してその2⼈に⼿伝って貰ったんですが、退治するのに夢中になりすぎて机に頭ぶつける
わ⽴てかけていたベットが倒れて来るわで、
散々な⽬にあいまして…」
おぉ…!班⻑ナイスフォロー!!
「とはいえ⼤切な学校の備品に傷をつけた罰
として我々⿁塚教場は⼀周多く回ってきま
す!⾏くぞ!」
「「「「「おう!」」」」」
「⼆列縦隊、マラソン初め!」
1・2!1・2!
「お、おい、まだ話は…」
さらば!教官!!
ザッ、ザッ、
「昨⽇ぶりだね。凛海ちゃん」
「諸伏君!おはようございます!」
⾛り始めて早々、諸伏君が声をかけて来てく
れた
「昨⽇、薬箱返す時また会えるかな?って思
ったんだけど…」
あー。私も思ったんだけど、陣平が何故かと
てつもなくお怒りで時間がかかった挙句、陣
平が⾃分で戻しに⾔ったから...
その事を⾔うと…
「アイツか…」
諸伏君のその呟きに陣平の⽅をみると、どう
やら研⼆にやっ構われているようだった
「幼馴染なんだっけ?」
そう問われる
「はい。2⼈とも。癖っ⽑の⽅が昨⽇喧嘩し
てた松⽥陣平で、⻑髪の⽅がもう1⼈の幼馴
染の萩原研⼆です」
そう答えるとへぇ…と納得するように頷く
「そういえば、下の名前で呼んでよ。敬語も
いいからさ。タメだし」
「そういえばそうですね…じゃなかった。そ
うだね。じゃあ、ヒロミツくん?」
「ヒロ、でいいよ。」
「ヒロ君!」
「別に君付けじゃなくていいんだよ?」
「いや、それは、馴れ馴れしくない…?」
「全然いいよ。オレも凛海って呼ぶし」
「じゃあ、ヒロ!」
「うん!」
にっこり微笑まれる
うわぁ…
昨⽇も思ったけど、顔が良い!
ここ顔⾯偏差値たかくない!?
陣平とか、研⼆もイケメンだし…
すると突然研⼆に話を振られる
「凛海も…陣平ちゃん、暴⾛する前に⽌めて
よ~」
「何?急に〜」
まぁ、昨⽇ことでしょうけど…
「分かってるだろ~?突然話振られて訳わか
んなくなるような⼦じゃないだろ?凛海は」
研⼆がブー、と顔を膨らませる
「ごめんって」
「アイス奢りね!」
「ピノね」
「やった!ダッツよろしくね!」
「話を聞け」
ポンポン、ポンポン会話する私達
するとそれをみてヒロが笑い出す
「流⽯幼馴染!仲良いね!」
「お!わかる?!俺と凛海はそれはそれは深
い関係であってね…」
「呼吸するかのように嘘つくな」
「えー!陣平ちゃんといい、凛海といい、な
んか今⽇ノリ悪くな〜い?」
「研⼆がいつもよりテンション⾼いだけでし
ょ」
「そりゃ〜だって!初めての環境だよ?!ワ
クワク、ドキドキするでしょ!」
何⾔ってんの?とてでも⾔うように⾝を乗り
出して⾔って来る
「それはオレもわかるかも。凛海とも出会え
たし、結構楽しんでたりするかな」
「お!わかる〜!?そういえば⾃⼰紹介まだ
だったな!俺は萩原研⼆!気軽に研ちゃん♡
って呼んでくれ!」
「誰もそんな呼び⽅してないでしょ...」
すかさず私がツッコミを入れる
「知ってるよ。凛海から聞いてた。オレは諸
伏景光。昨⽇松⽥と喧嘩してた相⼿の幼馴染
だよ」
すると研⼆がわざとらしいくらいに驚く
「ウッソ!マジ?!てか陣平ちゃんのことも
知ってんのね!?凛海はお喋りだなぁ…」
は?今ディスられた?
「研⼆にだけは⾔われたくない」
「オレはどっちもどっちだと思うけどな」
「ヒロまで!」
そんなにお喋りか?私?
むしろ口固い⽅だと思ってたんだけど…
「てか2⼈仲いーねー!幼馴染としてはちょ
っとジェラっちゃうかなぁ…」
「勝⼿にジェラってろ」
私がそうツッコミを入れる
すると研⼆がにやりと笑う
「え、何?気持ち悪い…って、ヒロ顔⾚くな
い?⼤丈夫?」
ヒロに同意を求めようと顔を⾒るとその顔は⾚くなっていた
「え!そう?!⼤丈夫だよ!!暑いからか
な!?」
すると研⼆がアハハ、と笑う
「出た。凛海のタラシ。ほどほどにしなよ
〜」
「研⼆と⼀緒にしないでよ。そんなことない
でしょ?」
研⼆はよくこうやって私をタラシと⾔ってく
る
どこにタラシ要素があんねん
⼤体、私がタラシだったら、研⼆はどうなん
の?
ムスッとした顔で研⼆に訴えかける
「はいはい。そんな顔しても無駄だから。凛
海はもっと⾃分の事を理解しな?」
「何〜?保護者⾯かよ、きっしょ」
研⼆の発⾔に納得⾏かず思わず⼝が悪くなる
「こ〜ら。女の⼦がそんな⼝叩いちゃいけま
せん!」
「まぁまぁ落ち着いて…」
ヒロが宥めに⼊ってくる
「諸伏ちゃん、きっとこの先苦労するだろう
けど頑張って!」
「な…!?違うから!」
ん?なんのことだ?
「どゆこと?」
「まぁ、いつかはわかるさ!」
「はぐらかしたな!」
すると陣平が⼊ってくる
「オイ、萩、凛海、…、何くっちゃべってん
だ真⾯⽬に⾛れ」
「今、陣平ちゃん1⼈無視したでしょ?ダメ
だよー?ライバルだからって仲良くしなき
ゃ」
すかさず研⼆が、陣平がヒロを無視した事を
⼝にする
「は?!ちげーよ!ただ単に名前しらねぇだ
だけだよ!」
逆ギレする陣平
「ほら、昨⽇⾔ったじゃん。医務室であった
っていう…陣平聞いてなかったかもだけど」
「あぁ、聞いてないね。⼤体あのパツキン野
郎の幼馴染って時点で聞く気ねぇよ」
「研⼆といい、陣平といい…君たちちゃんと
話聞いてくれる?」
するとすかさず研⼆が反論する
「いや、凛海だって聞いてくれないことある
じゃん!」
まー、ないことはなないなぁ…
「そーだぞ。お前、俺たちが解体の話してる
とき、ほとんど聞いてねぇじゃねぇか」
「いや、それは聞かんわ。興味ねぇし、⼤体
やらせてくれないんだから意味ないじゃん」
「だって⼥の⼦にそんな危ないことさせる訳
にはいかないでしょ!?」
なんなんだこの幼馴染2⼈。聞いてくれねぇ
といえば、やらせてくれない、意味わかんね
ー
「⼤事にされてるんだね」
「どこが?!」
ヒロの発⾔にすかずツッコミを⼊れる
「しかし降⾕ってやつもやるねぇ…ポロボク
サーの親⽗さんに仕込まれた陣平ちゃんとこ
こまでやり合うとは…」
「思いっきし話変えたな」
研⼆がわかりやすく⽅向転換する
「んで?どっちが勝ったんだ?」
無視かよ
「そりゃ−当然…」
「「僕だ!/俺だ!」」
わぉ、息ぴったり
「はぁ?テメェ殴られすぎて頭いっちまった
んじゃねーか?」
「それは君だろ?」
まって、降⾕君くそイケメン!!
⼊学式のときも思ったけど、間近でみるとめ
っちゃイケメン!!
そんなことを思っていると班⻑がスッと2⼈
の入の間に割って
「おい、お前ら...何があったか知らねーが
…」
お?説教?
てか班⻑も男前でカッコいいな!やっぱりこ
こ顔⾯偏差値⾼いわ
「次は…俺も混ぜろよ!」
いや混ざるんかい!
「コラ きさまら、真⾯⽬にちゃんと⾛れ
!」
1・2!1・2!…
「⿁塚教官、厄介な連中を引き受けてしまい
ましたねぇ…しかも6⼈いっぺんに…」
「えぇ…
とんだ貧乏クジですよ...
どいつもこいつもクセ者揃いで…」
「全科⽬オールA、⻑い警察学校の歴史でも
類を⾒ない抜群の成績で⼊校、総代を務めた
降⾕は…
あの真⾯⽬過ぎる性格と頭髪のせいか他の学
⽣とのイザコザが耐えず…」
「兄が⻑野県警の優秀な刑事の諸伏は…正義
感は強いんだが…今も両親の事件をトラウマに抱えている...」
「降⾕に次いで総合⼒No.2、リーダーシップ
があり伊達も…警察官だった⽗親の辞職を引
きずっていて…」
「優れた洞察⼒とコミニケーション能⼒を持
った萩原は…そのスキルを⼥⼦学⽣の尻を追
い回すことにしか使っていない…」
「そして松⽥…
⾯接のマイナスを学科や実技や⾼いレベルの
専⾨知識でカバーしたのはいいが…
あの傍若無⼈で協調性のなさは致命的だ…」
「最後に紺野…
降⾕、伊達に次いで総合⼒No.3。しかし、松
⽥と萩原の幼馴染だけあって、彼⼥の性格は
それ相当なもの…まぁ、この中では1番マシだ
がな…」
「先が思いやられるよ...」
三列縦隊!!
⽇朝点呼
番号!」
1、2、3、4、5…
「⿁塚教場気をつけィ!」
どうも、紺野です
真っ⻘な晴天
広いグラウンド
⾵に揺れる日の丸
そして…
隣にいるムスッとしている幼馴染
「ちょっと陣平?いつまでムスッとしてん
の?」
コソッと陣平に⽿打ちする
しかし−
「ん?」
ヤベ、教官にバレちった…
「どうした?松⽥と降⾕…その顔…
紺野も、なんかあったのか?」
「聞きたいっスか?」
「いえ!陣平の⽿に埃が付いてたので…!」
「そうか。で?松⽥に降⾕。是⾮お聞かせ願
いたいねぇ…」
あーあ。ダメだこりゃ
なんて思っていると…
「実は…」
ん?班⻑?
「昨夜、⾃分の部屋にゴキブリが⼤量に出ま
してその2⼈に⼿伝って貰ったんですが、退治するのに夢中になりすぎて机に頭ぶつける
わ⽴てかけていたベットが倒れて来るわで、
散々な⽬にあいまして…」
おぉ…!班⻑ナイスフォロー!!
「とはいえ⼤切な学校の備品に傷をつけた罰
として我々⿁塚教場は⼀周多く回ってきま
す!⾏くぞ!」
「「「「「おう!」」」」」
「⼆列縦隊、マラソン初め!」
1・2!1・2!
「お、おい、まだ話は…」
さらば!教官!!
ザッ、ザッ、
「昨⽇ぶりだね。凛海ちゃん」
「諸伏君!おはようございます!」
⾛り始めて早々、諸伏君が声をかけて来てく
れた
「昨⽇、薬箱返す時また会えるかな?って思
ったんだけど…」
あー。私も思ったんだけど、陣平が何故かと
てつもなくお怒りで時間がかかった挙句、陣
平が⾃分で戻しに⾔ったから...
その事を⾔うと…
「アイツか…」
諸伏君のその呟きに陣平の⽅をみると、どう
やら研⼆にやっ構われているようだった
「幼馴染なんだっけ?」
そう問われる
「はい。2⼈とも。癖っ⽑の⽅が昨⽇喧嘩し
てた松⽥陣平で、⻑髪の⽅がもう1⼈の幼馴
染の萩原研⼆です」
そう答えるとへぇ…と納得するように頷く
「そういえば、下の名前で呼んでよ。敬語も
いいからさ。タメだし」
「そういえばそうですね…じゃなかった。そ
うだね。じゃあ、ヒロミツくん?」
「ヒロ、でいいよ。」
「ヒロ君!」
「別に君付けじゃなくていいんだよ?」
「いや、それは、馴れ馴れしくない…?」
「全然いいよ。オレも凛海って呼ぶし」
「じゃあ、ヒロ!」
「うん!」
にっこり微笑まれる
うわぁ…
昨⽇も思ったけど、顔が良い!
ここ顔⾯偏差値たかくない!?
陣平とか、研⼆もイケメンだし…
すると突然研⼆に話を振られる
「凛海も…陣平ちゃん、暴⾛する前に⽌めて
よ~」
「何?急に〜」
まぁ、昨⽇ことでしょうけど…
「分かってるだろ~?突然話振られて訳わか
んなくなるような⼦じゃないだろ?凛海は」
研⼆がブー、と顔を膨らませる
「ごめんって」
「アイス奢りね!」
「ピノね」
「やった!ダッツよろしくね!」
「話を聞け」
ポンポン、ポンポン会話する私達
するとそれをみてヒロが笑い出す
「流⽯幼馴染!仲良いね!」
「お!わかる?!俺と凛海はそれはそれは深
い関係であってね…」
「呼吸するかのように嘘つくな」
「えー!陣平ちゃんといい、凛海といい、な
んか今⽇ノリ悪くな〜い?」
「研⼆がいつもよりテンション⾼いだけでし
ょ」
「そりゃ〜だって!初めての環境だよ?!ワ
クワク、ドキドキするでしょ!」
何⾔ってんの?とてでも⾔うように⾝を乗り
出して⾔って来る
「それはオレもわかるかも。凛海とも出会え
たし、結構楽しんでたりするかな」
「お!わかる〜!?そういえば⾃⼰紹介まだ
だったな!俺は萩原研⼆!気軽に研ちゃん♡
って呼んでくれ!」
「誰もそんな呼び⽅してないでしょ...」
すかさず私がツッコミを入れる
「知ってるよ。凛海から聞いてた。オレは諸
伏景光。昨⽇松⽥と喧嘩してた相⼿の幼馴染
だよ」
すると研⼆がわざとらしいくらいに驚く
「ウッソ!マジ?!てか陣平ちゃんのことも
知ってんのね!?凛海はお喋りだなぁ…」
は?今ディスられた?
「研⼆にだけは⾔われたくない」
「オレはどっちもどっちだと思うけどな」
「ヒロまで!」
そんなにお喋りか?私?
むしろ口固い⽅だと思ってたんだけど…
「てか2⼈仲いーねー!幼馴染としてはちょ
っとジェラっちゃうかなぁ…」
「勝⼿にジェラってろ」
私がそうツッコミを入れる
すると研⼆がにやりと笑う
「え、何?気持ち悪い…って、ヒロ顔⾚くな
い?⼤丈夫?」
ヒロに同意を求めようと顔を⾒るとその顔は⾚くなっていた
「え!そう?!⼤丈夫だよ!!暑いからか
な!?」
すると研⼆がアハハ、と笑う
「出た。凛海のタラシ。ほどほどにしなよ
〜」
「研⼆と⼀緒にしないでよ。そんなことない
でしょ?」
研⼆はよくこうやって私をタラシと⾔ってく
る
どこにタラシ要素があんねん
⼤体、私がタラシだったら、研⼆はどうなん
の?
ムスッとした顔で研⼆に訴えかける
「はいはい。そんな顔しても無駄だから。凛
海はもっと⾃分の事を理解しな?」
「何〜?保護者⾯かよ、きっしょ」
研⼆の発⾔に納得⾏かず思わず⼝が悪くなる
「こ〜ら。女の⼦がそんな⼝叩いちゃいけま
せん!」
「まぁまぁ落ち着いて…」
ヒロが宥めに⼊ってくる
「諸伏ちゃん、きっとこの先苦労するだろう
けど頑張って!」
「な…!?違うから!」
ん?なんのことだ?
「どゆこと?」
「まぁ、いつかはわかるさ!」
「はぐらかしたな!」
すると陣平が⼊ってくる
「オイ、萩、凛海、…、何くっちゃべってん
だ真⾯⽬に⾛れ」
「今、陣平ちゃん1⼈無視したでしょ?ダメ
だよー?ライバルだからって仲良くしなき
ゃ」
すかさず研⼆が、陣平がヒロを無視した事を
⼝にする
「は?!ちげーよ!ただ単に名前しらねぇだ
だけだよ!」
逆ギレする陣平
「ほら、昨⽇⾔ったじゃん。医務室であった
っていう…陣平聞いてなかったかもだけど」
「あぁ、聞いてないね。⼤体あのパツキン野
郎の幼馴染って時点で聞く気ねぇよ」
「研⼆といい、陣平といい…君たちちゃんと
話聞いてくれる?」
するとすかさず研⼆が反論する
「いや、凛海だって聞いてくれないことある
じゃん!」
まー、ないことはなないなぁ…
「そーだぞ。お前、俺たちが解体の話してる
とき、ほとんど聞いてねぇじゃねぇか」
「いや、それは聞かんわ。興味ねぇし、⼤体
やらせてくれないんだから意味ないじゃん」
「だって⼥の⼦にそんな危ないことさせる訳
にはいかないでしょ!?」
なんなんだこの幼馴染2⼈。聞いてくれねぇ
といえば、やらせてくれない、意味わかんね
ー
「⼤事にされてるんだね」
「どこが?!」
ヒロの発⾔にすかずツッコミを⼊れる
「しかし降⾕ってやつもやるねぇ…ポロボク
サーの親⽗さんに仕込まれた陣平ちゃんとこ
こまでやり合うとは…」
「思いっきし話変えたな」
研⼆がわかりやすく⽅向転換する
「んで?どっちが勝ったんだ?」
無視かよ
「そりゃ−当然…」
「「僕だ!/俺だ!」」
わぉ、息ぴったり
「はぁ?テメェ殴られすぎて頭いっちまった
んじゃねーか?」
「それは君だろ?」
まって、降⾕君くそイケメン!!
⼊学式のときも思ったけど、間近でみるとめ
っちゃイケメン!!
そんなことを思っていると班⻑がスッと2⼈
の入の間に割って
「おい、お前ら...何があったか知らねーが
…」
お?説教?
てか班⻑も男前でカッコいいな!やっぱりこ
こ顔⾯偏差値⾼いわ
「次は…俺も混ぜろよ!」
いや混ざるんかい!
「コラ きさまら、真⾯⽬にちゃんと⾛れ
!」
1・2!1・2!…
「⿁塚教官、厄介な連中を引き受けてしまい
ましたねぇ…しかも6⼈いっぺんに…」
「えぇ…
とんだ貧乏クジですよ...
どいつもこいつもクセ者揃いで…」
「全科⽬オールA、⻑い警察学校の歴史でも
類を⾒ない抜群の成績で⼊校、総代を務めた
降⾕は…
あの真⾯⽬過ぎる性格と頭髪のせいか他の学
⽣とのイザコザが耐えず…」
「兄が⻑野県警の優秀な刑事の諸伏は…正義
感は強いんだが…今も両親の事件をトラウマに抱えている...」
「降⾕に次いで総合⼒No.2、リーダーシップ
があり伊達も…警察官だった⽗親の辞職を引
きずっていて…」
「優れた洞察⼒とコミニケーション能⼒を持
った萩原は…そのスキルを⼥⼦学⽣の尻を追
い回すことにしか使っていない…」
「そして松⽥…
⾯接のマイナスを学科や実技や⾼いレベルの
専⾨知識でカバーしたのはいいが…
あの傍若無⼈で協調性のなさは致命的だ…」
「最後に紺野…
降⾕、伊達に次いで総合⼒No.3。しかし、松
⽥と萩原の幼馴染だけあって、彼⼥の性格は
それ相当なもの…まぁ、この中では1番マシだ
がな…」
「先が思いやられるよ...」
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