竜虎相搏
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ヒロside
「ゼロ!ごめん、待たせたね!!」
「ニコニコしながらごめんっていうのやめて
くれ...」
部屋に戻るなり時間かかったことをごめん!
と謝ったが、どうやら笑っていたみたいだっ
た
「随分と時間かかってたな…なんかあったの
か?」
「んー、」
凛海とのこと、⾔って良いのかな?
内緒にしようって⾔っちゃったし…
「どうしたんだ?⼤丈夫だぞ?僕が⼝固いの
知ってるだろう?」
まぁ、ゼロにならいっか…
「医務室で、同じ同期の⼦と会ったんだ」
ゼロの⼿当てをしながら話始める
「へぇ、それで僕のこと忘れて話に花を咲か
せてたんだ…」
ニヤリ、と嫌味っぽくゼロがいう
「悪かったって、つい話が弾んちゃって…」
「ヒロと話が合う⼦なんだな。お前、気持ち
悪いくらいに笑顔だぞ?w」
そう⾔われて顔に⼿を当てる
「嘘!?」
「本当だよ」
そういうゼロの顔も嬉しそうに笑っている
「で、どんな⼦なんだ?彼⼥も医務室にいた
ってことは怪我でもしていたのか?」
ゼロがそのままのノリで聞いてくる
「そうそう!⼀⼤ニュースだよ、ゼロ!」
「落ち着け、ヒロ。⼀⽬惚れでもしたか?」
ゼロのその発⾔に思わず固まる
「え?本当なのか…?」
「ひ、⼀⽬惚れ?!な、ないよ!!!まさか
…!!!!」
わかりやすく動揺してしまう
あぁ…こんなことしても余計疑われるだけな
のに…
「ヒロ…お前、仮にも警察官の卵だからな?
もうちょっとごまかすとかしたらどうなんだ
…」
う…、おっしゃる通りでございます…
「まぁそれは置いといて…なんなんだ?⼀⼤
ニュースって?」
俺を宥めながらも注意してから話を戻すゼロ
「あぁ、医務室であった⼦なんだけどね、今
⽇ゼロが喧嘩した相⼿の幼馴染っぽいよ」
オレがそういうとゼロの顔がピシッ、と固ま
る
「本気で⾔ってるのか?ヒロ」
「あぁ、医務室きた理由はオレとおんなじ」
「…アイツの⼿当ての為に薬箱取りに?」
「そうみたいだよ」
「…」
ゼロが黙り込んだ
まぁ、話聞いてた限りではゼロとは反りが合
わなそうだししょうがないか…
「まぁ、無理に仲良くしろとは⾔わないけど
さ…教場、同じみたいだよ」
「はぁ?!」
ふざけるな!と⾔いながらゼロがその場を⽴
ち上がる
「落ち着けって。ほら、まだ⼿当て終わって
ないから座れよ...」
はぁ、と溜息を吐きながら座るゼロ
「ていうかソイツ…松⽥?だったかな?の幼
馴染ってことはそれなりのやつなんだろうな」
呆れ気味にゼロがそう⾔う
「それなりのやつ、って…それ、どういう意
味?」
何故だろうか?何だかゼロの今の発⾔が気に
⾷わない…
「いや、別に悪く⾔うつもりで⾔った訳じゃ
無くて…そういう、ヤンチャなヤツの対応っ
ていうか、耐性があるっていうか…要するに
僕達と仲良くやっていけそうだなって…」
あぁ、そういうことか…
「まぁ、医務室忍び込んでるからね、優等⽣
とはいえないなぁ…」
そういいながらゼロの最後の傷に絆創膏をは
る
「終わったぞ」
「ありがとう、ヒロ」
そう⾔いながら薬箱を⽚付け始める
「その⼦…なんて名前?」
突然ゼロが聞いてくる
「紺野凛海。部屋も近い。っていうかオレの
隣」
そういうとゼロはへぇ…、と興味深そうな笑
みを浮かべている
「僕も喋ってみたいな。今⽇の喧嘩相⼿につ
いてとか…」
「あんまり挑発するような真似するなよ?」
ハハハ、と笑いながらゼロが⾔う
「分かってるよ」
その発⾔に対し、本当かな…?と幼馴染とし
て⼼配になってくる
凛海がそういったことをわざわざ受け取るよ
うな⼈じゃないってわかってるけど…いや、
むしろそれならいいんだ。凛海じゃなくて本
⼈に直接⾔わないか⼼配だ…
「同じ教場、しかも部屋も近いみたいだか
ら、仲良く、な?」
「それはアイツ次第かな」
はぁ、と溜息が漏れる
「これ(薬箱)、戻して来るから。じゃあね、
ゼロ」
「あぁ、ありがとな、ヒロ。おやすみ」
おやすみと返しながら、また凛海と会えない
かな…?なんて思いながら医務室に向かった
−
「ゼロ!ごめん、待たせたね!!」
「ニコニコしながらごめんっていうのやめて
くれ...」
部屋に戻るなり時間かかったことをごめん!
と謝ったが、どうやら笑っていたみたいだっ
た
「随分と時間かかってたな…なんかあったの
か?」
「んー、」
凛海とのこと、⾔って良いのかな?
内緒にしようって⾔っちゃったし…
「どうしたんだ?⼤丈夫だぞ?僕が⼝固いの
知ってるだろう?」
まぁ、ゼロにならいっか…
「医務室で、同じ同期の⼦と会ったんだ」
ゼロの⼿当てをしながら話始める
「へぇ、それで僕のこと忘れて話に花を咲か
せてたんだ…」
ニヤリ、と嫌味っぽくゼロがいう
「悪かったって、つい話が弾んちゃって…」
「ヒロと話が合う⼦なんだな。お前、気持ち
悪いくらいに笑顔だぞ?w」
そう⾔われて顔に⼿を当てる
「嘘!?」
「本当だよ」
そういうゼロの顔も嬉しそうに笑っている
「で、どんな⼦なんだ?彼⼥も医務室にいた
ってことは怪我でもしていたのか?」
ゼロがそのままのノリで聞いてくる
「そうそう!⼀⼤ニュースだよ、ゼロ!」
「落ち着け、ヒロ。⼀⽬惚れでもしたか?」
ゼロのその発⾔に思わず固まる
「え?本当なのか…?」
「ひ、⼀⽬惚れ?!な、ないよ!!!まさか
…!!!!」
わかりやすく動揺してしまう
あぁ…こんなことしても余計疑われるだけな
のに…
「ヒロ…お前、仮にも警察官の卵だからな?
もうちょっとごまかすとかしたらどうなんだ
…」
う…、おっしゃる通りでございます…
「まぁそれは置いといて…なんなんだ?⼀⼤
ニュースって?」
俺を宥めながらも注意してから話を戻すゼロ
「あぁ、医務室であった⼦なんだけどね、今
⽇ゼロが喧嘩した相⼿の幼馴染っぽいよ」
オレがそういうとゼロの顔がピシッ、と固ま
る
「本気で⾔ってるのか?ヒロ」
「あぁ、医務室きた理由はオレとおんなじ」
「…アイツの⼿当ての為に薬箱取りに?」
「そうみたいだよ」
「…」
ゼロが黙り込んだ
まぁ、話聞いてた限りではゼロとは反りが合
わなそうだししょうがないか…
「まぁ、無理に仲良くしろとは⾔わないけど
さ…教場、同じみたいだよ」
「はぁ?!」
ふざけるな!と⾔いながらゼロがその場を⽴
ち上がる
「落ち着けって。ほら、まだ⼿当て終わって
ないから座れよ...」
はぁ、と溜息を吐きながら座るゼロ
「ていうかソイツ…松⽥?だったかな?の幼
馴染ってことはそれなりのやつなんだろうな」
呆れ気味にゼロがそう⾔う
「それなりのやつ、って…それ、どういう意
味?」
何故だろうか?何だかゼロの今の発⾔が気に
⾷わない…
「いや、別に悪く⾔うつもりで⾔った訳じゃ
無くて…そういう、ヤンチャなヤツの対応っ
ていうか、耐性があるっていうか…要するに
僕達と仲良くやっていけそうだなって…」
あぁ、そういうことか…
「まぁ、医務室忍び込んでるからね、優等⽣
とはいえないなぁ…」
そういいながらゼロの最後の傷に絆創膏をは
る
「終わったぞ」
「ありがとう、ヒロ」
そう⾔いながら薬箱を⽚付け始める
「その⼦…なんて名前?」
突然ゼロが聞いてくる
「紺野凛海。部屋も近い。っていうかオレの
隣」
そういうとゼロはへぇ…、と興味深そうな笑
みを浮かべている
「僕も喋ってみたいな。今⽇の喧嘩相⼿につ
いてとか…」
「あんまり挑発するような真似するなよ?」
ハハハ、と笑いながらゼロが⾔う
「分かってるよ」
その発⾔に対し、本当かな…?と幼馴染とし
て⼼配になってくる
凛海がそういったことをわざわざ受け取るよ
うな⼈じゃないってわかってるけど…いや、
むしろそれならいいんだ。凛海じゃなくて本
⼈に直接⾔わないか⼼配だ…
「同じ教場、しかも部屋も近いみたいだか
ら、仲良く、な?」
「それはアイツ次第かな」
はぁ、と溜息が漏れる
「これ(薬箱)、戻して来るから。じゃあね、
ゼロ」
「あぁ、ありがとな、ヒロ。おやすみ」
おやすみと返しながら、また凛海と会えない
かな…?なんて思いながら医務室に向かった
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