竜虎相搏
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ドカッ、、、
ガスッ、、、
ボコ、、、、、、、、、、
「驚いたな...
僕の拳を食らって...
立ってるやつがいるとは...」
「へっ、それはこっちの台詞だぜ...」
ペッ、
「パツキン野郎!!」
ドガッ!!
「僕の何が気に食わないか知らないが...僕は絶対に警察官にならなきゃいけないんだ...
邪魔しないでくれ...」
「そう、それよ...」
「僕ちゃん警察大好きっていう...
その根性がきにくわねぇんだよ...」
「何をバカな...
君も警察官を目指してこの学校に...
入っただろうに!」
ドゴッ!!
~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·
「ふぁぁぁ...」
あー、起きてしまった...
時刻は深夜1時半過ぎ
1つ欠伸が出たものの目はパッチリだ
どうしよっかなぁ...
寝るにも寝れず、とりあえず抜け出して散歩でもするか...と上着を一枚羽織る
するとそこには−
「じ、陣平?!」
「うるせー、バレるぞ」
私の幼馴染みであり、ここまでの抜け道を教
えてくれた松⽥陣平
てか、けがヤバいんですけど…
「また喧嘩したの?」
「お前には関係ねーよ」
「いや、関係ないことはないよ...」
幼馴染みだし
何より目の前でボロボロになっている人を放
っておけないよ...
「で?お前はどうしたんだよ」
陣平が話題を変えてく
「起きちゃってさ…散歩でもするかってw」
笑いながらそういうと、はぁ、とため息が返
ってくる
「それでさっそく俺が教えた抜け道使って出
てきたってことか」
「そう!」
「そう!じゃねーよ!」
えー、なんで怒ってんのー?
⾃分も抜け出してるくせにー
怪我までしてるし
「俺は元々こうだから良いんだよ」
「あれ?心の声出てた?」
「出てねーよ。けど、お前の考えてることな
んてわかんだよ」
「怖!!」
幼馴染み怖!!
隠し事できないじゃん!
ぶー、と頬を膨らませる
すると陣平が吹き出した
「⼈の顔⾒て笑うな!!」
「だってお前wwどんな顔してたかわかって
んのかよw」
だからってそんなに笑わなくてもいいじゃ
ん!
「もう!その怪我折⾓⼿当てしてあげようと
思ったけどやめた!」
ふん!、と顔を背ける
「はっ、勝⼿にしろよ!」
嘲笑う陣平を横⽬に睨みつけ、その場から離
れようと思い立ち上がる
そして、⾜を踏み出した瞬間−
「っい"…!」
ドサッ!
「あ、おい凛海!」
陣平が駆け寄ってくる
「ったく、この歳になって、⽯につまずいて
転ぶとかドジだなー」
うー、そんなにはっきり言わないでよー
「もう!どっちも怪我したし、私薬箱持って
くる!陣平は部屋戻ってて!」
そう半ば叫ぶようにいう
すると隣からはぁ?、という声が聞こえる
「何?⾔いたいことあるならハッキリ⾔って
よ」
「…お前、その⾜でいけんのかよ」
そう指さされた私の膝は⾎が出⾎しており、
痛くないとはいえないくらいに痛々しいモノ
となっていた。
「…。陣平の⽅が怪我、酷いじゃん」
「俺は⼤丈夫だ。慣れてるしな」
「…差し⻭も抜けてんじゃん」
「あー…、これは予想外…」
「喧嘩して体⼒も無いんじゃないの?私取っ
てくるから、陣平は部屋に戻ってて」
陣平はジィ、と私を⾒つめるが、それに対し
⾏け、と⾔うように顔で合図する
私の頑固さに諦めたのか、ハァー、とため息
をつきながら戻ろうとする
「バレないよう気を付けろよ」
「わかってる。陣平もね」
「おう」
そう⾔い去って⾏く陣平を⾒つめながら思う
陣平は、いつもはヤンチャでも、なんだかん
だ私の⼼配をしてくれる、根はいいやつだ
どうやら入学早々、今⽇もケンカをしてたみたいだけど…
その相⼿にも、陣平が根は優しいこと、気付
いてほしいな…
ガスッ、、、
ボコ、、、、、、、、、、
「驚いたな...
僕の拳を食らって...
立ってるやつがいるとは...」
「へっ、それはこっちの台詞だぜ...」
ペッ、
「パツキン野郎!!」
ドガッ!!
「僕の何が気に食わないか知らないが...僕は絶対に警察官にならなきゃいけないんだ...
邪魔しないでくれ...」
「そう、それよ...」
「僕ちゃん警察大好きっていう...
その根性がきにくわねぇんだよ...」
「何をバカな...
君も警察官を目指してこの学校に...
入っただろうに!」
ドゴッ!!
~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·~·
「ふぁぁぁ...」
あー、起きてしまった...
時刻は深夜1時半過ぎ
1つ欠伸が出たものの目はパッチリだ
どうしよっかなぁ...
寝るにも寝れず、とりあえず抜け出して散歩でもするか...と上着を一枚羽織る
するとそこには−
「じ、陣平?!」
「うるせー、バレるぞ」
私の幼馴染みであり、ここまでの抜け道を教
えてくれた松⽥陣平
てか、けがヤバいんですけど…
「また喧嘩したの?」
「お前には関係ねーよ」
「いや、関係ないことはないよ...」
幼馴染みだし
何より目の前でボロボロになっている人を放
っておけないよ...
「で?お前はどうしたんだよ」
陣平が話題を変えてく
「起きちゃってさ…散歩でもするかってw」
笑いながらそういうと、はぁ、とため息が返
ってくる
「それでさっそく俺が教えた抜け道使って出
てきたってことか」
「そう!」
「そう!じゃねーよ!」
えー、なんで怒ってんのー?
⾃分も抜け出してるくせにー
怪我までしてるし
「俺は元々こうだから良いんだよ」
「あれ?心の声出てた?」
「出てねーよ。けど、お前の考えてることな
んてわかんだよ」
「怖!!」
幼馴染み怖!!
隠し事できないじゃん!
ぶー、と頬を膨らませる
すると陣平が吹き出した
「⼈の顔⾒て笑うな!!」
「だってお前wwどんな顔してたかわかって
んのかよw」
だからってそんなに笑わなくてもいいじゃ
ん!
「もう!その怪我折⾓⼿当てしてあげようと
思ったけどやめた!」
ふん!、と顔を背ける
「はっ、勝⼿にしろよ!」
嘲笑う陣平を横⽬に睨みつけ、その場から離
れようと思い立ち上がる
そして、⾜を踏み出した瞬間−
「っい"…!」
ドサッ!
「あ、おい凛海!」
陣平が駆け寄ってくる
「ったく、この歳になって、⽯につまずいて
転ぶとかドジだなー」
うー、そんなにはっきり言わないでよー
「もう!どっちも怪我したし、私薬箱持って
くる!陣平は部屋戻ってて!」
そう半ば叫ぶようにいう
すると隣からはぁ?、という声が聞こえる
「何?⾔いたいことあるならハッキリ⾔って
よ」
「…お前、その⾜でいけんのかよ」
そう指さされた私の膝は⾎が出⾎しており、
痛くないとはいえないくらいに痛々しいモノ
となっていた。
「…。陣平の⽅が怪我、酷いじゃん」
「俺は⼤丈夫だ。慣れてるしな」
「…差し⻭も抜けてんじゃん」
「あー…、これは予想外…」
「喧嘩して体⼒も無いんじゃないの?私取っ
てくるから、陣平は部屋に戻ってて」
陣平はジィ、と私を⾒つめるが、それに対し
⾏け、と⾔うように顔で合図する
私の頑固さに諦めたのか、ハァー、とため息
をつきながら戻ろうとする
「バレないよう気を付けろよ」
「わかってる。陣平もね」
「おう」
そう⾔い去って⾏く陣平を⾒つめながら思う
陣平は、いつもはヤンチャでも、なんだかん
だ私の⼼配をしてくれる、根はいいやつだ
どうやら入学早々、今⽇もケンカをしてたみたいだけど…
その相⼿にも、陣平が根は優しいこと、気付
いてほしいな…