短編
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ひゅーーーっどーーーーーーーーーん!!
真っ暗な闇に明るい閃光
「うわぁ…」
思わず声が出てしまう
「綺麗…」
「そういう君の方が綺麗だよ」
「〜〜〜っ!今はそういうのはいいから!」
外からみたら、次々と打ち上がる花火を背景にイチャつくカップルだろう
彼氏と2人で花火デート
誰しもが1度は憧れるシチュエーション
花火は勿論だが、彼氏の傑と一緒に入れられることが何よりの幸せだ
私達は付き合ってもう日も長い
こうやって隣にいることが当たり前になっているが呪術師はいつも死と隣合わせ
いつか傑から手放されてしまうんじゃないかと不安に思うこともある
今も少しそう思ってしまったり…
「美那、どうかした?」
「え、いや…何でもないよ!」
咄嗟に誤魔化す
もしかしたらこの時、誤魔化す必要なんてなかったのかもしれない
何せ、傑は勘がいいから、私の考えてることなんて筒抜けだ
「大丈夫。絶対美那から離れたりしない」
私の彼氏は何て優しいんだろう
今世界で1番幸せなのは私なのかもしれない
そう錯覚でもしてしまいそうなほど、今、とても幸せなのだ
「また来年も来ようね」
「あぁ。約束しよう…」
・担当者(高専3年 夏油傑)派遣から5日後、旧◼️◼️村の住民112名の死亡が確認される
・全て呪霊による被害と思われたが残穢から夏油傑の呪霊装術と断定
・夏油傑は逃走
呪術規定9条に基づき呪詛師として処刑対象となる
「嘘つき…」
離れないって言ったくせに、また来年も来ようねって言ったくせに…!
何で、離反しちゃったの?
私から離れたりしないっていってたのに…!
いっそ一緒に連れてって…
あの夏からもう1年、傑が離反して半年が経とうとしている
それなのに私は、忘れられないでいる
大好きだったから
何で、傑が苦しんでいたことに気づかなかったんだろう
悔しくて、悔しくて仕方ない
「また、会いたいよ…」
それはどんだけ願っても叶わないものだった
私の夏は永遠に終わらない…
真っ暗な闇に明るい閃光
「うわぁ…」
思わず声が出てしまう
「綺麗…」
「そういう君の方が綺麗だよ」
「〜〜〜っ!今はそういうのはいいから!」
外からみたら、次々と打ち上がる花火を背景にイチャつくカップルだろう
彼氏と2人で花火デート
誰しもが1度は憧れるシチュエーション
花火は勿論だが、彼氏の傑と一緒に入れられることが何よりの幸せだ
私達は付き合ってもう日も長い
こうやって隣にいることが当たり前になっているが呪術師はいつも死と隣合わせ
いつか傑から手放されてしまうんじゃないかと不安に思うこともある
今も少しそう思ってしまったり…
「美那、どうかした?」
「え、いや…何でもないよ!」
咄嗟に誤魔化す
もしかしたらこの時、誤魔化す必要なんてなかったのかもしれない
何せ、傑は勘がいいから、私の考えてることなんて筒抜けだ
「大丈夫。絶対美那から離れたりしない」
私の彼氏は何て優しいんだろう
今世界で1番幸せなのは私なのかもしれない
そう錯覚でもしてしまいそうなほど、今、とても幸せなのだ
「また来年も来ようね」
「あぁ。約束しよう…」
・担当者(高専3年 夏油傑)派遣から5日後、旧◼️◼️村の住民112名の死亡が確認される
・全て呪霊による被害と思われたが残穢から夏油傑の呪霊装術と断定
・夏油傑は逃走
呪術規定9条に基づき呪詛師として処刑対象となる
「嘘つき…」
離れないって言ったくせに、また来年も来ようねって言ったくせに…!
何で、離反しちゃったの?
私から離れたりしないっていってたのに…!
いっそ一緒に連れてって…
あの夏からもう1年、傑が離反して半年が経とうとしている
それなのに私は、忘れられないでいる
大好きだったから
何で、傑が苦しんでいたことに気づかなかったんだろう
悔しくて、悔しくて仕方ない
「また、会いたいよ…」
それはどんだけ願っても叶わないものだった
私の夏は永遠に終わらない…