君が...
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「あった…」
私の自宅化している寮の一室
部屋に戻り、五条の伝言通り、卒アルを見るため、見つけ出す
ある程度片付いてはいるし、場所の目星はついていたので、探すのに困難はしなかった
1枚1枚ページを開いていく
とは言っても、薄いアルバムはすぐに最後まで辿り着く
最後まで…そう、最後の寄せ書きのページだ
そして答えはそこにのっていた
みんなの寄せ書きから、離れた隅っこに…
『早く気づけよバーカ.好き by五条』
「えっ…!?」
見間違いかもと何度も目を擦る
夢かもと頬をつねる
しかし、そこに映るものは変わらない…
うそ、でしょ…?
五条が、私を?
あの五条が??
どういうこと…?
「美那ー、いる〜?」
するとコンコンとノックと同時に歌姫先輩の声がする
「あ、はい!います。どうぞ」
混乱が止まらないまま、歌姫先輩を招き入れる
「任務帰りに今流行りのスイーツ店に寄って来ちゃった!美那の分も買ってきたから一緒に食べましょ!」
そこには私が気になってた今流行りのスイーツが
でも今の私はそれどころじゃない…
「ありがとうございます…」
そんな私を先輩は察する
「どうかしたの?話ならいくらでも聞くわよ?」
「先輩…」
歌姫先輩は、五条とも少なからず面識はあったはず
何か、わかったりするかも…
そう思い全て話す
すると…
「なるほどねぇ…あの五条が…たっく、回りくどいちゃありゃしない」
それはめちゃくちゃ同感です
あのズバズバ言ってきた五条がこんな方法で…
「まぁ、今更感絶大だけどね。そういえば、明日東京校に行くようにって学長から伝言預かってたんだった」
「え、東京校に?」
てか、みんな伝言好きだな
「辻褄が合ってきたわね。明日会うだろうし、直接聞いてきなさいよ」
「直接…?!」
そんなこと、急に言われても…
「ていうか、その為に呼び出されてるんでしょ。ガツンと思ってること話してやんなさい!」
「そんなことできるわけ…」
「さぁ、そうと決まれば、腹が減っては戦はできぬ、私の分も食べてもいいわよ!」
「そういうことじゃないって」
そうして、五条との直接対決(?)を迎えるのであった…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「美那!待ってたよ!」
…誰?
東京校に着いた瞬間出迎えてきたのは黒いアイマスクをつけた白髪長身男性
その口元は口角が上がっていて、笑っているのがわかる
え、怖…
そんな私の動揺に気づいたのか、その人はアイマスクを下げる
するとそこには…
「五条…?」
「大正解」
にっこりと笑う、五条の笑顔があった
あの、私に向けられるはずのなかった、綺麗な瞳が、そこに…
すると五条はササっとアイマスクを戻し、「ここじゃなんだから…」と私を誘導する
五条が、私に笑いかけてくれた?ていうか、なんだか雰囲気も柔らかい気が…
混乱したまま連れて行かれたには寮の一室
恐らく、私同様、五条の自宅化してる部屋であろう
「どうぞ」
ドアを開け、まるでレディーファーストとでもいうかにように私を招き入れる
高専時代とは想像できない五条の優しさに、混乱は収まらない
「お邪魔します…」
おずおずとビビりながら部屋に入る
今、五条がとてつもなく怖い
学生時代じゃ考えられないほど優しくなってたり、アイマスクをつけている
何より、あの時は私に向けられることがなかったあの綺麗な瞳が向けられている…
「美那、早速なんだけどさ、今日呼び出したのには訳があるんだ」
「な、何…?」
わざわざ東京にまで呼び出して、優しくして、どういうつもり?
五条の考えていることがわからない…
「…卒アル、見てくれた?」
「!?」
やっぱり、それ…?
「…見た」
顔に熱が集中するのを感じる
今、絶対顔赤い…
思わず顔が下を向く
「美那、顔あげて?」
五条にそう言われ、恐る恐る顔を上げる
「近い…!」
そこには誰もが羨む五条の綺麗な顔が、目の前にあった
「美結、僕ね、今も、昔も、ずっとずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと美那のこと好きだったんだよ。学生時代はごめん。ガキだったんだよ…」
目の前の五条の顔は、最初は何か決意しようなものだったが、みるみる、シュン…と悲しい顔に
なっていった
「う、嘘でしょ?信じられない…」
すると、五条が一気に話出す
「美那の真面目で努力家な所、尊敬する。傑や硝子に向ける笑顔を、"俺"にも見せて欲しかった。本当はそんなに弱くないのに、進級止めたり、美結に呪術師の道に進んでほしくなくて、酷いことばっかり言ってた…本当にごめん」
…驚きすぎて、言葉が出ない
五条、本当に私のこと好きだったんだ…
「美那が京都に移ること、俺知らなかった。だから、卒アルに書いて後悔した。卒業も返事が怖くて行けなくて…」
五条が今まで見たこと無いくらい悔しそうな表情をする
こんな自信のない五条、見たこと無い…
「でも、もう後悔はしたく無い。傑や硝子が美那に会いに行く度に、話聞いて…もう、気持ちが抑えきれなくなったんだ。突然になってごめん…」
「五条…」
自然と声が漏れる
まさか、五条が私を思ってくれていた何て…
「今更手のひら返したみたいになって、ごめん。学生時代のこと、許して欲しい…。今すぐにとは言わないから、ちょっとずつでもいいから、許していって欲しい。それで、僕のこと、好きになって…」
五条の真っ青な瞳が真っ直ぐ私を見る
そこに映った自分を見る
五条に対する感情が芽生え始めているのが感じた
きっとそれは、恋が始まる瞬間だったー
to be continued…?
私の自宅化している寮の一室
部屋に戻り、五条の伝言通り、卒アルを見るため、見つけ出す
ある程度片付いてはいるし、場所の目星はついていたので、探すのに困難はしなかった
1枚1枚ページを開いていく
とは言っても、薄いアルバムはすぐに最後まで辿り着く
最後まで…そう、最後の寄せ書きのページだ
そして答えはそこにのっていた
みんなの寄せ書きから、離れた隅っこに…
『早く気づけよバーカ.好き by五条』
「えっ…!?」
見間違いかもと何度も目を擦る
夢かもと頬をつねる
しかし、そこに映るものは変わらない…
うそ、でしょ…?
五条が、私を?
あの五条が??
どういうこと…?
「美那ー、いる〜?」
するとコンコンとノックと同時に歌姫先輩の声がする
「あ、はい!います。どうぞ」
混乱が止まらないまま、歌姫先輩を招き入れる
「任務帰りに今流行りのスイーツ店に寄って来ちゃった!美那の分も買ってきたから一緒に食べましょ!」
そこには私が気になってた今流行りのスイーツが
でも今の私はそれどころじゃない…
「ありがとうございます…」
そんな私を先輩は察する
「どうかしたの?話ならいくらでも聞くわよ?」
「先輩…」
歌姫先輩は、五条とも少なからず面識はあったはず
何か、わかったりするかも…
そう思い全て話す
すると…
「なるほどねぇ…あの五条が…たっく、回りくどいちゃありゃしない」
それはめちゃくちゃ同感です
あのズバズバ言ってきた五条がこんな方法で…
「まぁ、今更感絶大だけどね。そういえば、明日東京校に行くようにって学長から伝言預かってたんだった」
「え、東京校に?」
てか、みんな伝言好きだな
「辻褄が合ってきたわね。明日会うだろうし、直接聞いてきなさいよ」
「直接…?!」
そんなこと、急に言われても…
「ていうか、その為に呼び出されてるんでしょ。ガツンと思ってること話してやんなさい!」
「そんなことできるわけ…」
「さぁ、そうと決まれば、腹が減っては戦はできぬ、私の分も食べてもいいわよ!」
「そういうことじゃないって」
そうして、五条との直接対決(?)を迎えるのであった…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「美那!待ってたよ!」
…誰?
東京校に着いた瞬間出迎えてきたのは黒いアイマスクをつけた白髪長身男性
その口元は口角が上がっていて、笑っているのがわかる
え、怖…
そんな私の動揺に気づいたのか、その人はアイマスクを下げる
するとそこには…
「五条…?」
「大正解」
にっこりと笑う、五条の笑顔があった
あの、私に向けられるはずのなかった、綺麗な瞳が、そこに…
すると五条はササっとアイマスクを戻し、「ここじゃなんだから…」と私を誘導する
五条が、私に笑いかけてくれた?ていうか、なんだか雰囲気も柔らかい気が…
混乱したまま連れて行かれたには寮の一室
恐らく、私同様、五条の自宅化してる部屋であろう
「どうぞ」
ドアを開け、まるでレディーファーストとでもいうかにように私を招き入れる
高専時代とは想像できない五条の優しさに、混乱は収まらない
「お邪魔します…」
おずおずとビビりながら部屋に入る
今、五条がとてつもなく怖い
学生時代じゃ考えられないほど優しくなってたり、アイマスクをつけている
何より、あの時は私に向けられることがなかったあの綺麗な瞳が向けられている…
「美那、早速なんだけどさ、今日呼び出したのには訳があるんだ」
「な、何…?」
わざわざ東京にまで呼び出して、優しくして、どういうつもり?
五条の考えていることがわからない…
「…卒アル、見てくれた?」
「!?」
やっぱり、それ…?
「…見た」
顔に熱が集中するのを感じる
今、絶対顔赤い…
思わず顔が下を向く
「美那、顔あげて?」
五条にそう言われ、恐る恐る顔を上げる
「近い…!」
そこには誰もが羨む五条の綺麗な顔が、目の前にあった
「美結、僕ね、今も、昔も、ずっとずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと美那のこと好きだったんだよ。学生時代はごめん。ガキだったんだよ…」
目の前の五条の顔は、最初は何か決意しようなものだったが、みるみる、シュン…と悲しい顔に
なっていった
「う、嘘でしょ?信じられない…」
すると、五条が一気に話出す
「美那の真面目で努力家な所、尊敬する。傑や硝子に向ける笑顔を、"俺"にも見せて欲しかった。本当はそんなに弱くないのに、進級止めたり、美結に呪術師の道に進んでほしくなくて、酷いことばっかり言ってた…本当にごめん」
…驚きすぎて、言葉が出ない
五条、本当に私のこと好きだったんだ…
「美那が京都に移ること、俺知らなかった。だから、卒アルに書いて後悔した。卒業も返事が怖くて行けなくて…」
五条が今まで見たこと無いくらい悔しそうな表情をする
こんな自信のない五条、見たこと無い…
「でも、もう後悔はしたく無い。傑や硝子が美那に会いに行く度に、話聞いて…もう、気持ちが抑えきれなくなったんだ。突然になってごめん…」
「五条…」
自然と声が漏れる
まさか、五条が私を思ってくれていた何て…
「今更手のひら返したみたいになって、ごめん。学生時代のこと、許して欲しい…。今すぐにとは言わないから、ちょっとずつでもいいから、許していって欲しい。それで、僕のこと、好きになって…」
五条の真っ青な瞳が真っ直ぐ私を見る
そこに映った自分を見る
五条に対する感情が芽生え始めているのが感じた
きっとそれは、恋が始まる瞬間だったー
to be continued…?