短編
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ひゅーーーっどーーーーーーーーーん!!
わぁ〜!
すっごい…
「「「きれー!」」」
「俺の方が綺麗だな〜!」
…は?
「誰だよ、俺の方が綺麗って言ったやつ…」
「悟。流石にそれは花火の方が綺麗だと思うな」
「あ“?何だと表でろ」
「おい、場所を弁えろクズども」
綺麗な花火に似つかわしくない話をする私達
浴衣を着ている訳でもなく、なんなら任務帰りの少しボロい高専の制服
そしてタバコ喫煙者が1名
「そういう硝子も公共の場でのタバコは控えたほうがいいんじゃないか?」
「あ?大丈夫だろ。暗くて誰も見てやしねぇよ」
「それは無理あるんじゃ…」
何なんだこの同期達は
夏油しかいないのかまともな奴は…
「それもそうか…じゃあ私も1本貰おうかな」
それもそうかじゃねぇよ
何納得してんだ
前言撤回
どうやらこの同期の中にはまともな人間がいないようだ
「なーに顰めっ面してんだよ」
「お前のせいだよ五条…」
自称花火より綺麗男が肩に寄りかかってきて体重を乗せてくる
「重いわ…」
「天使のように軽いだろ?」
「ラララ〜♪天使の羽〜♪」
「硝子…w」
何このコントみたいなやり取り
収拾つかねぇよ…
「何その歌?」
「ランドセルだよ」
「は?」
夏油の大雑把な回答に?を増やす五条
流石ボンボン、その歌知らないとは…
「ランドセルって何?」
ウッソだろ…
五条以外の全員が顔を見合わせる
「そこから…?」
「五条、小学校行ってないの?」
「御三家こえ〜」
コソコソと話合う
「何3人でコソコソしてんだよ」
「寂しんぼか?1人で花火見てろよ」
「何か聞いたことある台詞だな」
「私の名言パクらないでくれ」
名言なのか?
そんなこんなでワイワイしているうちにあっという間に時間は過ぎていく
「あれ?終わった?」
「誰かさんのせいで半分も見れんかった…」
「肩車でもすればよかったね」
「そういうことじゃない」
「胸に手当てて考えてみろクズども」
しかし花火終わってなお居続ける私達
そう、何たって本題はここからなんだから
「おっし行くぞ!勝負だ!」
「臨むところだ!悟!」
わ〜、でっかい男子2人が全力疾走で走って行ったよ…
「屋台のオッサン達が可哀想だわ」
「それな〜。もう閉めようとしてるだろうに…」
五条達の目的はこうらしい
花火が終わったらみんな帰る。ということは勿論屋台からも人が消える
ということは、そこが一番の買い占めどきだ!
何なら屋台の人たちも在庫処分できて一石二鳥だろ!?
ねだったらなんか良いもん貰えるかもだし?
人少なかったら尚更じゃね?
だそうだ
本物の宝石かと思うほど青い目キラキラさせて語られた
それに乗っかる夏油
何なら勝負しようっていう始末だ
全く…呆れるよ
「まぁ、この作戦でどれだけの収穫があるかは興味ある」
「でも少なからず同じ考えの人いそ〜…」
そう言いながら私達も屋台の方へ進んでいく
五条達みたいに目論んでるわけではないけど、何か一つぐらいは買っていきたい
何せ五条の我儘で任務から直行でここにきたんだから
まぁ、私も乗っかかったんだけど
車出してくれた補助監督さん本当にありがとう
マジ感謝
「おっ、意外と売れ残ってんぞ」
「救お」
オモチャ系は殆どしまっているが飲食系は意外とまだやっている
やっぱ売り切りたいんかな
救うか
「硝子、意外とあるし補助監督さんの分も買っていこ」
「そうだな、今も待たせてしまってるしな」
感謝の意を込めて補助監督さんの分も買っていく
とわいえ売れ残りは売れ残り
そんな大したものは買えず、かき氷を食べながらフライドポテトとベビーカステラを持って補助監督さんの車へ戻る
「美那!硝子!」
「うっわ」
「デカい男2人で何してんの?」
「つい調子にのってしまってね…」
ドヤ顔の五条
あはは、と笑う夏油
調子のってしまってね、っじゃねーよ
電飾のオモチャまみれの男2人
それも180越えの男子高専生2人
ただでさえ目立つのに、余計に目立ってどうすんだ
そのうち補導されるぞ
「おっ、ベビーカステラじゃん。もーらい」
「ちょっ…!それ補助監督さんの!」
「ふぁ?ひゃんひゃって?」
「口にモノ入れながら喋るんじゃないよ、悟」
「きったね」
あ〜、ベビーカステラ取られた…
ごめんよ、補助監督さん。ポテトで許してくれ…
「にしても、人ももうだいぶ減ったね」
「そりゃそーだろ。花火とっくに終わったんだし」
ホントだよ。普通花火終わったら帰るんだよ
なのにコイツらときたら…
「帰ったら説教だな」
「めんどくせ〜」
「大丈夫。一言『祭り寄って来ます』とだけ夜蛾センに送っといたから」
「流石美那」
「その後電源切ってたの見てたけどね」
「お前らもじゃん」
「絶対着信ヤバいよね」
こりゃ説教確定だな
補助監督さんも巻き込んでしまってるし
「ま、何とかなるっしょ」
「言い出しっぺ悟だしね」
「五条に全部なすりつけるぞ」
「さんせーい」
「おい!」
五条がキレるが身に纏っている電飾のおかげで1ミリも怖くない
今私達、コントでもしてるんかな
そんなこんなで補助監督さんの元につき、車に乗り込む
「夏油、もっと寄れ」
「いやこれ以上は」
「狭い」
図体デカい奴がいるから車の中はキツキツだ
「私と悟変わった方が良くないか?」
「あ“?喧嘩売ってんのか?」
「何でそこでキレんの。気温上がるからやめて」
「夏油より五条の方が筋肉ないからってことだろ」
「うっせーよ!」
今にも五条が夏油に掴み掛かりにいきそうだ
お願いだから喧嘩だけはやめてくれ
ここ狭いし、ただでさえ暑いんだから…
「わかった、美那、私の膝の上乗れ」
「え!?悪いよ!硝子〜」
「て言いながら乗ってるじゃないか」
「狭いからね」
やいやいしている間に車が出発する
本当補助監督さん申し訳ないよ…
「補助監督さん、これ、迷惑料です」
「巻き込んでしまって申し訳ない」
私と硝子でさっき買ったフライドポテトを渡す
「いえいえ、皆さんの元気な姿見ていると私も供給されている気分ですよ」
にこやかに笑いながら受け入れてくれる補助監督さん
あぁ、こんないい人を、この後一緒に怒られてしまうかと考えると胃が痛い…
「一緒に怒られんのも補助監督の仕事だろ」
「とんでもないクズだな」
五条のクズ発言にすかさずツッコミを入れる
マジで最低
「怒られるまでがセットだからね」
「言い出しっぺは五条だから」
夏油と硝子が私関係なーいとでも言うようにすっとぼける
「はぁ!?共犯だろ!!」
「一緒にすんな」
私も硝子達と一緒にすっとぼける
まぁ、共犯っちゃ共犯だけど
主犯は五条だよね
「お前らいっつも俺になすりつけやがって…!」
「悟が悪いからだよ」
「表出ろ」
「流石にここから歩いて帰るのは大変だからね。1人で頑張って。私は遠慮しておくよ」
「ああ"?」
も〜、狭いとこで喧嘩しないでよ…
暑苦しい
「これが青春ですよ」
「私の青春がクズどもによって穢されていく…」
補助監督さんの言葉に硝子が嘆く
「この五条悟様と同級生なんだぜ?光栄に思え」
「最悪すぎる」
五条悟と夏油傑の同級生って時点でうちらに青春など存在しないわ
「まぁまぁ美那、こうしてワイワイやっているのが1番の青春じゃないか」
「お前がいうな」
いい感じに言いくるめようとする夏油にすかさず突っ込む
お前も含まれてんだよ
「さぁさぁ皆さん、もう着きますよ。覚悟はできてますか?」
「補助監督さん、本当にご迷惑おかけしてしまいすみませんでした」
「さぁ、怒られるぞ〜」
「美那、逃げるぞ」
「やめてくれ。一緒に怒られようじゃないか」
「嫌だ!!」
そんなことをしているうちに高専に着き…
「何やってるんだお前ら!!!」
待ち構えてた夜蛾センにみんなまとめて怒られたのは言うまでもない
これを青春と言うか言わないかはわからないけどね…
わぁ〜!
すっごい…
「「「きれー!」」」
「俺の方が綺麗だな〜!」
…は?
「誰だよ、俺の方が綺麗って言ったやつ…」
「悟。流石にそれは花火の方が綺麗だと思うな」
「あ“?何だと表でろ」
「おい、場所を弁えろクズども」
綺麗な花火に似つかわしくない話をする私達
浴衣を着ている訳でもなく、なんなら任務帰りの少しボロい高専の制服
そしてタバコ喫煙者が1名
「そういう硝子も公共の場でのタバコは控えたほうがいいんじゃないか?」
「あ?大丈夫だろ。暗くて誰も見てやしねぇよ」
「それは無理あるんじゃ…」
何なんだこの同期達は
夏油しかいないのかまともな奴は…
「それもそうか…じゃあ私も1本貰おうかな」
それもそうかじゃねぇよ
何納得してんだ
前言撤回
どうやらこの同期の中にはまともな人間がいないようだ
「なーに顰めっ面してんだよ」
「お前のせいだよ五条…」
自称花火より綺麗男が肩に寄りかかってきて体重を乗せてくる
「重いわ…」
「天使のように軽いだろ?」
「ラララ〜♪天使の羽〜♪」
「硝子…w」
何このコントみたいなやり取り
収拾つかねぇよ…
「何その歌?」
「ランドセルだよ」
「は?」
夏油の大雑把な回答に?を増やす五条
流石ボンボン、その歌知らないとは…
「ランドセルって何?」
ウッソだろ…
五条以外の全員が顔を見合わせる
「そこから…?」
「五条、小学校行ってないの?」
「御三家こえ〜」
コソコソと話合う
「何3人でコソコソしてんだよ」
「寂しんぼか?1人で花火見てろよ」
「何か聞いたことある台詞だな」
「私の名言パクらないでくれ」
名言なのか?
そんなこんなでワイワイしているうちにあっという間に時間は過ぎていく
「あれ?終わった?」
「誰かさんのせいで半分も見れんかった…」
「肩車でもすればよかったね」
「そういうことじゃない」
「胸に手当てて考えてみろクズども」
しかし花火終わってなお居続ける私達
そう、何たって本題はここからなんだから
「おっし行くぞ!勝負だ!」
「臨むところだ!悟!」
わ〜、でっかい男子2人が全力疾走で走って行ったよ…
「屋台のオッサン達が可哀想だわ」
「それな〜。もう閉めようとしてるだろうに…」
五条達の目的はこうらしい
花火が終わったらみんな帰る。ということは勿論屋台からも人が消える
ということは、そこが一番の買い占めどきだ!
何なら屋台の人たちも在庫処分できて一石二鳥だろ!?
ねだったらなんか良いもん貰えるかもだし?
人少なかったら尚更じゃね?
だそうだ
本物の宝石かと思うほど青い目キラキラさせて語られた
それに乗っかる夏油
何なら勝負しようっていう始末だ
全く…呆れるよ
「まぁ、この作戦でどれだけの収穫があるかは興味ある」
「でも少なからず同じ考えの人いそ〜…」
そう言いながら私達も屋台の方へ進んでいく
五条達みたいに目論んでるわけではないけど、何か一つぐらいは買っていきたい
何せ五条の我儘で任務から直行でここにきたんだから
まぁ、私も乗っかかったんだけど
車出してくれた補助監督さん本当にありがとう
マジ感謝
「おっ、意外と売れ残ってんぞ」
「救お」
オモチャ系は殆どしまっているが飲食系は意外とまだやっている
やっぱ売り切りたいんかな
救うか
「硝子、意外とあるし補助監督さんの分も買っていこ」
「そうだな、今も待たせてしまってるしな」
感謝の意を込めて補助監督さんの分も買っていく
とわいえ売れ残りは売れ残り
そんな大したものは買えず、かき氷を食べながらフライドポテトとベビーカステラを持って補助監督さんの車へ戻る
「美那!硝子!」
「うっわ」
「デカい男2人で何してんの?」
「つい調子にのってしまってね…」
ドヤ顔の五条
あはは、と笑う夏油
調子のってしまってね、っじゃねーよ
電飾のオモチャまみれの男2人
それも180越えの男子高専生2人
ただでさえ目立つのに、余計に目立ってどうすんだ
そのうち補導されるぞ
「おっ、ベビーカステラじゃん。もーらい」
「ちょっ…!それ補助監督さんの!」
「ふぁ?ひゃんひゃって?」
「口にモノ入れながら喋るんじゃないよ、悟」
「きったね」
あ〜、ベビーカステラ取られた…
ごめんよ、補助監督さん。ポテトで許してくれ…
「にしても、人ももうだいぶ減ったね」
「そりゃそーだろ。花火とっくに終わったんだし」
ホントだよ。普通花火終わったら帰るんだよ
なのにコイツらときたら…
「帰ったら説教だな」
「めんどくせ〜」
「大丈夫。一言『祭り寄って来ます』とだけ夜蛾センに送っといたから」
「流石美那」
「その後電源切ってたの見てたけどね」
「お前らもじゃん」
「絶対着信ヤバいよね」
こりゃ説教確定だな
補助監督さんも巻き込んでしまってるし
「ま、何とかなるっしょ」
「言い出しっぺ悟だしね」
「五条に全部なすりつけるぞ」
「さんせーい」
「おい!」
五条がキレるが身に纏っている電飾のおかげで1ミリも怖くない
今私達、コントでもしてるんかな
そんなこんなで補助監督さんの元につき、車に乗り込む
「夏油、もっと寄れ」
「いやこれ以上は」
「狭い」
図体デカい奴がいるから車の中はキツキツだ
「私と悟変わった方が良くないか?」
「あ“?喧嘩売ってんのか?」
「何でそこでキレんの。気温上がるからやめて」
「夏油より五条の方が筋肉ないからってことだろ」
「うっせーよ!」
今にも五条が夏油に掴み掛かりにいきそうだ
お願いだから喧嘩だけはやめてくれ
ここ狭いし、ただでさえ暑いんだから…
「わかった、美那、私の膝の上乗れ」
「え!?悪いよ!硝子〜」
「て言いながら乗ってるじゃないか」
「狭いからね」
やいやいしている間に車が出発する
本当補助監督さん申し訳ないよ…
「補助監督さん、これ、迷惑料です」
「巻き込んでしまって申し訳ない」
私と硝子でさっき買ったフライドポテトを渡す
「いえいえ、皆さんの元気な姿見ていると私も供給されている気分ですよ」
にこやかに笑いながら受け入れてくれる補助監督さん
あぁ、こんないい人を、この後一緒に怒られてしまうかと考えると胃が痛い…
「一緒に怒られんのも補助監督の仕事だろ」
「とんでもないクズだな」
五条のクズ発言にすかさずツッコミを入れる
マジで最低
「怒られるまでがセットだからね」
「言い出しっぺは五条だから」
夏油と硝子が私関係なーいとでも言うようにすっとぼける
「はぁ!?共犯だろ!!」
「一緒にすんな」
私も硝子達と一緒にすっとぼける
まぁ、共犯っちゃ共犯だけど
主犯は五条だよね
「お前らいっつも俺になすりつけやがって…!」
「悟が悪いからだよ」
「表出ろ」
「流石にここから歩いて帰るのは大変だからね。1人で頑張って。私は遠慮しておくよ」
「ああ"?」
も〜、狭いとこで喧嘩しないでよ…
暑苦しい
「これが青春ですよ」
「私の青春がクズどもによって穢されていく…」
補助監督さんの言葉に硝子が嘆く
「この五条悟様と同級生なんだぜ?光栄に思え」
「最悪すぎる」
五条悟と夏油傑の同級生って時点でうちらに青春など存在しないわ
「まぁまぁ美那、こうしてワイワイやっているのが1番の青春じゃないか」
「お前がいうな」
いい感じに言いくるめようとする夏油にすかさず突っ込む
お前も含まれてんだよ
「さぁさぁ皆さん、もう着きますよ。覚悟はできてますか?」
「補助監督さん、本当にご迷惑おかけしてしまいすみませんでした」
「さぁ、怒られるぞ〜」
「美那、逃げるぞ」
「やめてくれ。一緒に怒られようじゃないか」
「嫌だ!!」
そんなことをしているうちに高専に着き…
「何やってるんだお前ら!!!」
待ち構えてた夜蛾センにみんなまとめて怒られたのは言うまでもない
これを青春と言うか言わないかはわからないけどね…
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