中学時代
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俺はこの春、中学生になる
そして、この年にして不良だ
いつも仲間の2人とつるんで悪事をしている
学校サボったり、喧嘩売ったり、買ったり...
そしていつもどうり3人で悪事に励んでいたときのこと
ー隣の中学に五条悟というイケメンの生意気な野郎が入ってくるー
そんな噂を聞いた
五条悟ーー
良いとこのボンボン、金持ち、イケメン、負けしらず...
機嫌を損ねるとどうなることか
周りから常に恐れられ先生さえも手につかないとか
五条悟、か
大したやつだ
いつか拳を交えてみてぇ...!
興奮を覚えた
案外気が合う気がするし、合わなかったら殺すまで
そしてその噂には続きがあった
藤花美結ーー
五条悟の従兄弟
五条悟同様、良いとこのお嬢様、金持ち、美人、そこそこ生意気、喧嘩が強い...
そしてソイツが俺らと同じ中学に入るらしい
へぇ...
おもしれぇ...!
噂が本当かどうか一発入れてやる!
入学式でるつもりなかったけど出てやるよ!
待ってろよ!藤花美結!
そして迎えた入学式
ソイツは注目の的となっていた
肩より少し長い髪
ぱっちりした目
長い睫毛
薄いピンクの唇
身長は低いのにそれを感じさせない存在感を放っていた
そして、沢山の視線を浴びても動じないその姿に
俺は目が離せなかった...
「オイ、藤花美結」
式が終わってすぐさま俺は藤花美結を捕まえようとした
しかし、それを見越したのか藤花美結は式が終わった後すぐ姿を消した
そして俺らはティーチャー達に呼び出し食らったが無視し、藤花美結を捜しに行く
そしたらあっさり見つかった
学校の屋上
柵に腕を置き、下にある校庭を眺めていた
風が吹くたびにソイツの髪はサラサラと靡く
髪で隠されていた髪にはキラキラ光る銀色のピアスが付けてあった
俺らが声をかけると睨み付けながら振り向く
「何?」
余りにも平然としているその姿に一瞬固まってしまった
「あんた達、呼び出されてなかったっけ?」
「...何で知ってんだよ」
「生憎、耳が良いもんでね」
どうやら俺達のことを認識しているよう
「まぁ、そんな校則違反してる不良が素直に聞くわけないか」
そう初対面で悪口を言われる
へぇ...
噂通り生意気だこと!!
ニヤリ、と俺の口端が上がるのがわかる
他の2人もボキボキ指を鳴らし始めた
「人のこと言えねーだろ」
「髪、肩越してんのに結んでねーし」
「スカート丈もみじけーし」
「ピアスもしてるしな」
俺達が順番にそう言う
するとソイツはフッ、と笑う
「殺 る?」
「「「勿論」」」
そして数分後ー
「噂は本当だったってことか...」
「アレ?まだ喋れてんじゃん。やるねぇw」
ボコられた
チビだからか動きが俊敏、敢えて身を低くし下、足を中心に狙ってきた
五条悟と普段から殺 りあってるんだろうか?
慣れている気がした...
「流石五条悟の従兄弟...」
するとソイツは顔を歪ませた
「何でみんな、"悟の従兄弟"としてしかみてくれないんかなぁ...うちはうちなんだけど。お前らもアイツらも...!」
するとソイツはライターとタバコを取り出し、吸いながら俺らに話し始めた
「うちさ、昔からずっと悟にも周りにも五条家さえもそう言う目で見られてきたの
悟は意地悪ばっかり、暴力暴言、殺 り合うときも手加減なし、兎に角やりたい放題
学校の連中は、女子は悟との繋がりが持ちたくてうちに寄ってきてるの見え見えだし、男子は好きあらば潰しにかかってくる
五条家の奴らはさ...ハハハハ!ホンット腐ってんだよねぇwうちを欲しいあまりにうちの両親殺してさ...!それも数日前!ふざけんな、これてまグレないほうがおかしいわ!」
もう笑えてくるよ、といいながらソイツは、藤花美結は笑いだした
「反抗期とダブルブッキングしてんのかな?両親殺された今、五条家に住んでんの。悟と毎日一緒。これ、皆がしったらとうなるかなぁ...?これまで以上に"五条悟の従兄弟"としてしかみられなくなるだろうね
なら、もうグレるよ。我慢の限界。わかる?ここまでグレたの最近なのw」
..."五条悟の従兄弟"
それが、彼女をどれだけ縛り付けたか
そりゃグレるわ
俺だったらとっくの前にグレてる
五条悟と気が合いそうというのはあながち間違いではなかっただろう
俺はコイツを、藤花美結を尊敬する
1人の人間として
"五条悟の従兄弟"じゃなくて藤花美結として
「美結、俺達と一緒に居ないか?」
「...え?」
「俺は美結を美結として見ていきたい。ていうか見るよ。お前と共に過ごしたい。一緒にやっていかないか...?」
美結は俺の言葉に大きく目を見開く
どうか、首を縦に振ってくれないか...?
「いいの...?」
「ああ、むしろ頼む」
俺のその言葉を合図に
美結の目からは涙が零れ落ちた...
そして、この年にして不良だ
いつも仲間の2人とつるんで悪事をしている
学校サボったり、喧嘩売ったり、買ったり...
そしていつもどうり3人で悪事に励んでいたときのこと
ー隣の中学に五条悟というイケメンの生意気な野郎が入ってくるー
そんな噂を聞いた
五条悟ーー
良いとこのボンボン、金持ち、イケメン、負けしらず...
機嫌を損ねるとどうなることか
周りから常に恐れられ先生さえも手につかないとか
五条悟、か
大したやつだ
いつか拳を交えてみてぇ...!
興奮を覚えた
案外気が合う気がするし、合わなかったら殺すまで
そしてその噂には続きがあった
藤花美結ーー
五条悟の従兄弟
五条悟同様、良いとこのお嬢様、金持ち、美人、そこそこ生意気、喧嘩が強い...
そしてソイツが俺らと同じ中学に入るらしい
へぇ...
おもしれぇ...!
噂が本当かどうか一発入れてやる!
入学式でるつもりなかったけど出てやるよ!
待ってろよ!藤花美結!
そして迎えた入学式
ソイツは注目の的となっていた
肩より少し長い髪
ぱっちりした目
長い睫毛
薄いピンクの唇
身長は低いのにそれを感じさせない存在感を放っていた
そして、沢山の視線を浴びても動じないその姿に
俺は目が離せなかった...
「オイ、藤花美結」
式が終わってすぐさま俺は藤花美結を捕まえようとした
しかし、それを見越したのか藤花美結は式が終わった後すぐ姿を消した
そして俺らはティーチャー達に呼び出し食らったが無視し、藤花美結を捜しに行く
そしたらあっさり見つかった
学校の屋上
柵に腕を置き、下にある校庭を眺めていた
風が吹くたびにソイツの髪はサラサラと靡く
髪で隠されていた髪にはキラキラ光る銀色のピアスが付けてあった
俺らが声をかけると睨み付けながら振り向く
「何?」
余りにも平然としているその姿に一瞬固まってしまった
「あんた達、呼び出されてなかったっけ?」
「...何で知ってんだよ」
「生憎、耳が良いもんでね」
どうやら俺達のことを認識しているよう
「まぁ、そんな校則違反してる不良が素直に聞くわけないか」
そう初対面で悪口を言われる
へぇ...
噂通り生意気だこと!!
ニヤリ、と俺の口端が上がるのがわかる
他の2人もボキボキ指を鳴らし始めた
「人のこと言えねーだろ」
「髪、肩越してんのに結んでねーし」
「スカート丈もみじけーし」
「ピアスもしてるしな」
俺達が順番にそう言う
するとソイツはフッ、と笑う
「
「「「勿論」」」
そして数分後ー
「噂は本当だったってことか...」
「アレ?まだ喋れてんじゃん。やるねぇw」
ボコられた
チビだからか動きが俊敏、敢えて身を低くし下、足を中心に狙ってきた
五条悟と普段から
慣れている気がした...
「流石五条悟の従兄弟...」
するとソイツは顔を歪ませた
「何でみんな、"悟の従兄弟"としてしかみてくれないんかなぁ...うちはうちなんだけど。お前らもアイツらも...!」
するとソイツはライターとタバコを取り出し、吸いながら俺らに話し始めた
「うちさ、昔からずっと悟にも周りにも五条家さえもそう言う目で見られてきたの
悟は意地悪ばっかり、暴力暴言、
学校の連中は、女子は悟との繋がりが持ちたくてうちに寄ってきてるの見え見えだし、男子は好きあらば潰しにかかってくる
五条家の奴らはさ...ハハハハ!ホンット腐ってんだよねぇwうちを欲しいあまりにうちの両親殺してさ...!それも数日前!ふざけんな、これてまグレないほうがおかしいわ!」
もう笑えてくるよ、といいながらソイツは、藤花美結は笑いだした
「反抗期とダブルブッキングしてんのかな?両親殺された今、五条家に住んでんの。悟と毎日一緒。これ、皆がしったらとうなるかなぁ...?これまで以上に"五条悟の従兄弟"としてしかみられなくなるだろうね
なら、もうグレるよ。我慢の限界。わかる?ここまでグレたの最近なのw」
..."五条悟の従兄弟"
それが、彼女をどれだけ縛り付けたか
そりゃグレるわ
俺だったらとっくの前にグレてる
五条悟と気が合いそうというのはあながち間違いではなかっただろう
俺はコイツを、藤花美結を尊敬する
1人の人間として
"五条悟の従兄弟"じゃなくて藤花美結として
「美結、俺達と一緒に居ないか?」
「...え?」
「俺は美結を美結として見ていきたい。ていうか見るよ。お前と共に過ごしたい。一緒にやっていかないか...?」
美結は俺の言葉に大きく目を見開く
どうか、首を縦に振ってくれないか...?
「いいの...?」
「ああ、むしろ頼む」
俺のその言葉を合図に
美結の目からは涙が零れ落ちた...