術師、使い魔、幽霊と
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並森風紀会、事務所。
デスク前の応接セットのソファには、向かい合って雲雀とディーノが座っている。
D「という訳で調査のため、暫く日本に居るからな」
雲「そう。僕の邪魔さえしなきゃ良いよ、別に」
D「その内、恭弥の手も借りるかも知れねぇ」
そう言いながらディーノは事務所の中を見回す。
D「今日は***ちゃんは居ないのか?」
雲「…まだ寝てる」
と言った瞬間、仏壇から光が放たれた。
_「あ、ディーノさん!いらっしゃいませ」
フワリ、浮かんだかと思えば雲雀の隣に着席する。
_「恭弥、ディーノさんの用事って?」
D「あぁ、暫く日本に滞在するから挨拶しに来たんだ。にしても、やっぱ目にすると驚くな」
雲雀の隣に座る***の姿は半透明で、後ろの背景が透けて見えている。
ディーノは昔の***も知っている。
日本を離れていた、たった数年の間に***は変わってしまった。
だが本人は気にしている様子はない。
***自身、この姿になる以前の記憶がない。
だからこそ普段通りの笑みは、時にディーノの心に影を落とす。
だが一番ショックだったのは雲雀だろう。
***が今の姿に留められているのは雲雀の成果とも言える。
雲雀は詳しいことを語ろうとしないから、その時のことは知らない。
ロ「ボス、そろそろ」
D「おう、時間か」
そう言って席を立つディーノに続いて、***も天井付近を漂いながら後を追う。
_「もう帰っちゃうの?」
D「ごめんな、今度は菓子折り持ってくるから」
事務所から出て行った彼らの背中を見つめる***。
湯呑みを片付ける草壁。
草「呪術とは、また物騒な話ですね」
_「じゅじゅつ?」
雲「今の僕らには関係ない。***、巡回に行くよ」
_「はーい、」
上着を肩に掛けてドアから出ていく雲雀と、追従する***。
2人を見送って草壁は、
草「本当に関係ないと思いたいものです」
そう呟いて、草壁は仏壇を見た。
→
並森風紀会、事務所。
デスク前の応接セットのソファには、向かい合って雲雀とディーノが座っている。
D「という訳で調査のため、暫く日本に居るからな」
雲「そう。僕の邪魔さえしなきゃ良いよ、別に」
D「その内、恭弥の手も借りるかも知れねぇ」
そう言いながらディーノは事務所の中を見回す。
D「今日は***ちゃんは居ないのか?」
雲「…まだ寝てる」
と言った瞬間、仏壇から光が放たれた。
_「あ、ディーノさん!いらっしゃいませ」
フワリ、浮かんだかと思えば雲雀の隣に着席する。
_「恭弥、ディーノさんの用事って?」
D「あぁ、暫く日本に滞在するから挨拶しに来たんだ。にしても、やっぱ目にすると驚くな」
雲雀の隣に座る***の姿は半透明で、後ろの背景が透けて見えている。
ディーノは昔の***も知っている。
日本を離れていた、たった数年の間に***は変わってしまった。
だが本人は気にしている様子はない。
***自身、この姿になる以前の記憶がない。
だからこそ普段通りの笑みは、時にディーノの心に影を落とす。
だが一番ショックだったのは雲雀だろう。
***が今の姿に留められているのは雲雀の成果とも言える。
雲雀は詳しいことを語ろうとしないから、その時のことは知らない。
ロ「ボス、そろそろ」
D「おう、時間か」
そう言って席を立つディーノに続いて、***も天井付近を漂いながら後を追う。
_「もう帰っちゃうの?」
D「ごめんな、今度は菓子折り持ってくるから」
事務所から出て行った彼らの背中を見つめる***。
湯呑みを片付ける草壁。
草「呪術とは、また物騒な話ですね」
_「じゅじゅつ?」
雲「今の僕らには関係ない。***、巡回に行くよ」
_「はーい、」
上着を肩に掛けてドアから出ていく雲雀と、追従する***。
2人を見送って草壁は、
草「本当に関係ないと思いたいものです」
そう呟いて、草壁は仏壇を見た。
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