骸とカラオケと雲雀と
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雲雀から逃げ帰って来てから、骸の機嫌が凄ぶる悪い。
_「…骸?」
骸「…。」
ムスッと黙り込む骸。
_「ごめんなさい、」
***が涙を流したのを見ては、骸がギョッとする。
骸「別に***に怒っている訳じゃありませんよ。ただ…」
グイ、と手を引き上げて、
骸「アイツにキスしたことだけは許せません」
ギリッ..と***の手首を掴んだ手に、無意識に力が込もる。
_「ぅ…」
痛みに***の顔が歪むと、ハッと我に返って手を緩めた。
骸は、赤くなった手首に口付ける。
骸「君はボクのものです、***」
_「うん、そうだね」
どことなく居た堪れなくなって目線を落とす骸に、***は額に口付けながら応える。
_「安心して、私が好きなのは骸だけ。貴方だけだよ」
愛しい者に告げる甘い声。
骸「えぇ…」
骸は***の手を、自分の頬に当てる。
確かめる様に、存在を、その想いを。
千「…あれ?」
千種が、骸が戻った時の様子が気になったようで見に来た。
千「骸様、寝てる?」
_「うん、だから静かにね」
***が人差し指を自分の口元に当てて見せる。
千「…わかった」
犬にも伝えてくる、と彼は、その場を去っていった。
_「骸、愛してる…大好きよ」
子守唄のように小さく囁きかける。
骸の目は覚めていたが、彼女の声に浸っていたくて、もう暫くこのままでと目を閉じた。
ED...2023.12.16
雲雀から逃げ帰って来てから、骸の機嫌が凄ぶる悪い。
_「…骸?」
骸「…。」
ムスッと黙り込む骸。
_「ごめんなさい、」
***が涙を流したのを見ては、骸がギョッとする。
骸「別に***に怒っている訳じゃありませんよ。ただ…」
グイ、と手を引き上げて、
骸「アイツにキスしたことだけは許せません」
ギリッ..と***の手首を掴んだ手に、無意識に力が込もる。
_「ぅ…」
痛みに***の顔が歪むと、ハッと我に返って手を緩めた。
骸は、赤くなった手首に口付ける。
骸「君はボクのものです、***」
_「うん、そうだね」
どことなく居た堪れなくなって目線を落とす骸に、***は額に口付けながら応える。
_「安心して、私が好きなのは骸だけ。貴方だけだよ」
愛しい者に告げる甘い声。
骸「えぇ…」
骸は***の手を、自分の頬に当てる。
確かめる様に、存在を、その想いを。
千「…あれ?」
千種が、骸が戻った時の様子が気になったようで見に来た。
千「骸様、寝てる?」
_「うん、だから静かにね」
***が人差し指を自分の口元に当てて見せる。
千「…わかった」
犬にも伝えてくる、と彼は、その場を去っていった。
_「骸、愛してる…大好きよ」
子守唄のように小さく囁きかける。
骸の目は覚めていたが、彼女の声に浸っていたくて、もう暫くこのままでと目を閉じた。
ED...2023.12.16