記憶の揺籠
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
_
_「…ハッぁ」
バッと起き上がる。
記憶が揺らぐ…どこまでが夢だったのだろう。
意識が覚醒していくと共に、今、居る場所の情報が入ってくる。
廃墟ではあるものの生活感のある場所で、自分はソファに座っていた。
体が重い、怪我のせいかと思ったが物理的な重さの様だ。見回して驚いた。
自分を追っていた六道骸が、自分に寄り掛かって寝ていたからだ。
_「(…どういう状況?!)」
ズキッ..
_「う…」
体に走る痛みに呻いて前屈みになる。
骸「ムリしない方が良いですよ」
寝てると思っていた相手が発した声に驚く***。
彼は相変わらず寄り掛かったままで、
骸「思い切り斬りつけてしまいましたから」
そこまで言って、やっと起き上がった。
骸「久しぶりですね」
_「…え?」
骸「覚えてませんか。まぁ仕方ないですね」
骸はソファから立ち上がる。
骸「その怪我で、ここから逃げ出そうとは思わないことです」
彼は、前日まで追ってきていた人物とは、まったく別人のように見えた。
毎日、怪我の手当てをして、食事を運んでくれた。
_「ねぇ、」
いつものようにソファで、***に寄り掛かって眠ろうとしている骸に声を掛ける。
_「私たち、どこかで会ったことある?」
骸「さぁ、どうでしょうか」
骸の考えは掴めない。
そうしている内に、いつも間にか***も眠ってしまっていた。
→
_「…ハッぁ」
バッと起き上がる。
記憶が揺らぐ…どこまでが夢だったのだろう。
意識が覚醒していくと共に、今、居る場所の情報が入ってくる。
廃墟ではあるものの生活感のある場所で、自分はソファに座っていた。
体が重い、怪我のせいかと思ったが物理的な重さの様だ。見回して驚いた。
自分を追っていた六道骸が、自分に寄り掛かって寝ていたからだ。
_「(…どういう状況?!)」
ズキッ..
_「う…」
体に走る痛みに呻いて前屈みになる。
骸「ムリしない方が良いですよ」
寝てると思っていた相手が発した声に驚く***。
彼は相変わらず寄り掛かったままで、
骸「思い切り斬りつけてしまいましたから」
そこまで言って、やっと起き上がった。
骸「久しぶりですね」
_「…え?」
骸「覚えてませんか。まぁ仕方ないですね」
骸はソファから立ち上がる。
骸「その怪我で、ここから逃げ出そうとは思わないことです」
彼は、前日まで追ってきていた人物とは、まったく別人のように見えた。
毎日、怪我の手当てをして、食事を運んでくれた。
_「ねぇ、」
いつものようにソファで、***に寄り掛かって眠ろうとしている骸に声を掛ける。
_「私たち、どこかで会ったことある?」
骸「さぁ、どうでしょうか」
骸の考えは掴めない。
そうしている内に、いつも間にか***も眠ってしまっていた。
→