5ワ 前途多難
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ブブッというバイブ音で目が覚める。
しかし、余り寝た気がしない。
「…仕事…。」
一瞬昨日の出来事が思い浮かぶも忘れるかの様に頭を振り小さく呟き起き上がる。
取り敢えず頭を冷やそうと思いながらバスルームへと向かう。
バスルームに着けば鏡を見て疲れきった顔の自分に溜息を吐きつつシャワーを浴びる。
仕事何があったっけなどと考えながらも不意に昨日の事が新鮮に思い出され眉間に皺を寄せる。
彼奴の事で悩みたくなどない。
さっさと忘れてしまえばいいものをと思えば思うほど考えてしまいモヤモヤとした気持ちが出てくる。
「はぁ…。」
盛大に溜息を吐き、今日は仕事に没頭しようと思えば切り替える為に頬をパシンと叩く。
シャワーを済ませれば一目散に仕事部屋へと向かい数台のパソコンを立ち上げる。
スイッチが入ればもう“月宮玲音”じゃない“闇黒蝶”だ。
此処からは黙々と仕事をこなすだけ。
時間を忘れて…。
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