story 14 真実
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「一応覚えておいて…奴等の目星にはなるかも。」
「覚えるさ、友羅の事だからな。」
真剣な表情でそんなことを言われたら思わず恥ずかしさが込み上げてくる。
なんでそんなことサラッと言うわけ?
思わず目を逸らしながらもなんとか話を続ける。
「えと…一応ボンゴレとも敵対関係だからね?その奴等。」
「ん?そうなの?」
「ブイオとニエンテ、どちらも厄介なファミリーなんだけど。」
「げ、それ結構な悪質ファミリーじゃん。俺等も元々警戒して監視状態だったんだけど。あっちが手を出さない限りは取り敢えずって感じで。」
思いっきり嫌そうな顔をして頭を抱える綱吉。
分かるよ。
私だって、奴等に関わりたくないもの。
でも、見つかれば嫌でも関わることになる。
関わるだけでは済まないだろうけど、ね。
そう思うと怖くなる。
実際達悪いのは分かってるけど、その達の悪さは異常なレベルだから。
「友羅は俺が守るから。絶対奴等になんか渡さないから。」
そう言って抱き締める綱吉に少し驚きながらも何処か落ち着く。
願わくは私も綱吉と居たい。
奴等に見つからず、ずっと…。
.
6/6ページ