story 12 予期せぬ出逢い
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ボンゴレアジトに着き、玄関の扉を開ければ仁王立ちの綱吉が居た。
あれ、バレたんだ。
「友羅、お前よくも逃げやがたったな。」
相当怒っているのが声色で分かる。
まぁそりゃそうかと思うもどうしても何も言う気力は起きない。
俯いて綱吉の方を見ようともしない。
「何か言ったら?てか、なんでそんなずぶ濡れなわけ?」
綱吉の質問責めにも答えようとは思えない。
例えるなら、蛻の殻みたいになってる。
ハハッ、平常心に戻したはずなんだけどな。
「友羅…?」
流石に違和感を感じたのか俺の名を呼び近付いてくる。
そして、目の前で止まり俺の頬に触れる。
しかし、それをすぐに振り払い顔を上げる。
俺の表現を見るなり一瞬驚きすぐに顔を歪める綱吉。
それが分かりながらも一言だけ言う。
「放っておけ。」
それだけ言い残し部屋へと向かった。
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