story 11 雪の守護者
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*リボーン said*
任務後時間も時間だった為キッチンへと向かえば粗方守護者が揃っていた。
その中に友羅も居た為平気になったか?とも思ったがそれは検討違いだった。
気に入ってるのは知っているがそこまで行くなら止めるかとツナの行動にツッコミを入れつつ友羅を観察する。
すると急に不安気な表情になる友羅。
守護者が揃っていて尚且つ飯の時間。
あの時の事を思い出したのだろう。
別に気にする必要はないかとも思ったがツナ次第だな。
俺が指示を出せば最初は不思議そうにするツナも察したのか友羅を連れて出ていく。
全く手のかかる奴だ。
それにしても腹が減った。
「獄寺、ツナと友羅以外の屋敷にいる奴の飯頼む。」
「分かりました!」
指示を出せばテキパキと作業する獄寺。
それを見つつテーブルに着けば骸がやって来た。
「おやおや、アルコバレーノ、綱吉はどうしたんですか?」
「まだ仕事だ。」
「珍しいですね、居るのに来ないのは。」
何か含んだように言う割には深く聞いてこない骸。
一瞬で理解しやがったな。
準備がほぼ完了しそうな時には雲雀もやって来たが雲雀の言葉には驚いた。
「ねぇ、あの子は居ないのかい?」
「ん?友羅の事か?仕事だぞ。」
「そう…なら、赤ん坊、あの子の白い炎はなんだい?」
ギロリと睨むような表情をしながら言う雲雀に此処に居る全員が驚いた表情をする。
白い炎って、なんで知ってるんだ?
まだ俺とツナ以外は知らないはずだが。
雪の守護者について調べはついているがいつのタイミングで言うかツナと相談していたところだった。
「白い炎ってなんですか?そんな属性聞いたこともありませんけど。」
「見たことないのな。」
「彼奴特殊な属性でも持ってるんですか?」
骸、山本、獄寺と気になったのか聞いてくる。
仕方ない。
後々知る事実ではあるからな。
その前になんで知ったのだけは聞いておくか。
「友羅については話すがその前になんで知ってんだ、雲雀。」
「昼間手合わせした時に見ただけだよ」
平然と答える雲雀だが、何処かムッとしている。
…これ友羅の奴、雲雀に一敗食わせたな。
氷雨の強さはこの前の任務で分かりきっては居たが雲雀まで負かすとは。
これ以上深く聞くことは止めた方がいいな。
そう判断すれば全員が席に着いたのを見計らい話し出した。
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