story 10 漆黒丿氷雨
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
シャワーを終え着替えを済ませれば術をかける。
そして、もう一度鏡で姿を確認する。
「よし、俺だ。漆黒丿氷雨の友羅。」
いつも通りの姿が写ればそう呟く。
そして、急いで執務室へと向かった。
「お待たせしました…!」
一応ノックをするも返事を待たずそう言ってはいれば、そこにはすでに着替えを済ませた綱吉とリボーンさんがいた。
「遅いぞ、友羅。どれだけ待たせる気だ。」
「ぅッ、すみません!」
殺気を飛ばし銃を向けながら言うリボーンさんにヤベッと思いながらも謝る。
「いいから座って友羅。リボーンも銃は仕舞って。」
至って冷静に言う綱吉に少し違和感を覚えるが聞けるわけもないけど。
俺もリボーンさんも綱吉の言った通りにすれば綱吉が切り出す。
「さて、今回の任務なんだけど、結果は成功。これは分かる。だけど、ひとつ気になる点がある。」
「気になる点?」
「そう…任務自体には関係ないんだけど、友羅、あの白い炎は何?」
真剣な表情で聞いてくる綱吉。
思わず息を飲む。
白い炎…?
あ、れ…そう言えば七属性しかないんだっけ?普通。
考え込んでふと失点に気が付けばサーッと顔が青ざめる。
そうだ、特殊なんだった、この炎。
「友羅、隠しても意味ないから洗いざらい吐いた方が身のためだぞ。」
リボーンさんの言葉に顔を歪める。
分かってはいる。
だけど、少しだけ待って。
.