story 10 漆黒丿氷雨
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*綱吉 said*
急に重さを感じ支えつつ友羅の方を見れば気を失っていた。
「え、ちょ、マジ?」
「気を張ってた分、一気に抜けたんだろ。ヒットマンとしては0点だな。」
「そんな事言ってる場合じゃないから…!」
呑気に言うリボーンの言い分も分かるけどさ。
多分俺達が気が抜けるような事を言ったんだろう。
手早く隼人に連絡を済ませれば友羅を抱える。
「相変わらず、軽っ!」
思わず口に出てしまった。
「そういや、あの後はちゃんと飯食ってるのか?」
「一応。俺と隼人が見てるから。」
「そうか。」
ふと思い出したように言うリボーンに答える。
それにしてもまさかリボーンからそんな事を聞かれるとは。
「なんだ?何か言いたいことでもあるのか?」
「いや、リボーンも何気に気にかけてるんだなって。」
「は?別に気にかけてなんかねぇぞ。能力は気になるが。」
眉間に皺寄せながら言うリボーン。
興味はあるって感じね。
そう思った瞬間、銃声がなる。
「うわっ!?ちょ、リボーン危ないから!」
「うるせぇぞ。お前が変な事思うからだろうが。」
間一髪で避けられたけど、友羅抱えてるんだから止めて欲しい。
「あーもう、俺が悪かったよ。」
「分かればいい。後始末頼んでくるぞ。」
「よろしく。」
リボーンが連絡しに行ったのを確認すれば肩を落とす。
全く気が気じゃない。
溜め息を吐きつつその場を後にした。
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