story 9 ランクS
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翌日、一通り家事を終わらせれば昨日預かった書類に目を通す。
ふぅん?
壊滅、ね。
まぁ、ランクSならそうか。
書類に書かれた情報を一通り見終えればパソコンを開き情報を探る。
表向きはやっぱ隠してるなぁ…。
そう思いながら片っ端から調べ上げていく。
そうすれば次々と出てくる。
書類にないものも、ね。
数時間もすればほぼ調べ尽くしてしまった。
まだ任務には時間がある。
そう思えば不意に来た眠気を受け入れそのまま眠ってしまった。
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「…い、友羅!」
「んぅ…?」
誰かに呼ばれた気がしてゆっくりと目を開ければ仁王立ちして完全に怒っている綱吉がいた。
「寝るとは随分余裕だね?」
「だって、調べ終わったら眠くなったから…。」
「言い訳はいいから早く準備して。リボーン待たせるとロクな事ないから。」
「はーい。」
怒っている綱吉を他所に時間を確認するもまだ任務には少し早い。
まぁいいかと思いながらも準備をしようとするも綱吉が居るため着替えられないことに気付く。
「…綱吉、準備終わったらすぐ行くから部屋から出てって。」
「は?別に俺が居たって準備くらい出来るだろ?」
あ、これ面倒臭いやつ。
そう思えばクローゼットから仕事用の服を取り出せば脱衣場に入り鍵をかける。
いつもならその場で着替えられるのに。
内心文句つけながらもさっさと着替えを済ませれば脱衣場を出て必要なものを揃え持てば準備完了。
「はい、終わりましたよ。」
「いつも通り準備すればよかったのに。」
「いいだろ、別に。」
不思議そうに言う綱吉にぶっきら棒に返しつつ部屋を出る。
「待てよ、友羅。」
「早くしないと怒られるんだろ?」
「誰を待ってたと思ってんの?」
後から着いてくる綱吉に平然と言えば黒いオーラを出しながら返される。
んー…俺だね、アハハ。
全然笑えねぇけど。
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