story 9 ランクS
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「…確かにそうかもしれないけど。」
口どもる綱吉。
なんとなく考えてることは分かる。
実際の俺の実力を知らないからこれで知りたい。
後は普通に考えてもランクSなら数人で組むのが普通だからかな。
「そういうこと。分かってるなら今さっき言ったメンバーで行くよ。」
「…りょーかい。」
読心術で読んだのかそれに答える綱吉に不服ながらも承諾する。
せめて綱吉と2人が良かったな。
「俺とはいいんだ?でも、いつまでも避けてられないからね?」
「サラッと読まないで。分かってるから…。」
ニヤニヤとした笑みを浮かべながらも真面目なことを言われれば反抗しつつも肯定する。
「取り敢えず、資料に目通しておいて。明日のその仕事までは家事以外は自由にしていいから。」
「ほんと?!」
「ほんと。だって、大分先の仕事まで終わってるし、書類整理だけは。」
綱吉の言葉につい笑みを浮かべる。
理由を聞けば納得は出来るけど明日雨じゃなければいいなと思う。
勿論読まれてるのだけど。
「そんなに書類整理したいならしていいんだよ?沢山あるから。」
「いや、ごめんなさい…!」
にっこりと笑みを浮かべ言ってくる綱吉にゾクリと背筋を凍らせられれば即座に謝り執務室を後にした。
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