story 8 戸惑い
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荷物を片付けながらふと綱吉とのやり取りを思い出す。
綱吉は俺をどうしたいんだろうか。
信用して欲しい理由はなんなんだろうか。
確かにファミリー間での信頼は重要だとは思う。
だけど、本当に信用してもいいのだろうか?
綱吉が言ったことが嘘だとは思わないけど、簡単には信用出来ない。
疑いなんて当たり前の世界。
裏切りだってよく聞く世界。
…だけど、ボンゴレは確かな信頼がボスと守護者にある気がする。
その中に俺は入れないし、寧ろ、要らない部外者なはずなのに。
そう思った瞬間、作業していた手が止まる。
「俺は…なんなんだ?」
確かにファミリーに入れられはしたがそれでも部外者に変わりはない。
ぐるぐると段々悪い方に考えてしまっているのに気付けばハッとしさっさと荷物を片付ける。
数十分もすれば片付けは終わり綱吉の居るであろう執務室に向かった。
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