story 8 戸惑い
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“信用してくれ”
綱吉の言葉が頭から離れない。
まだ会って間もなくて赤の他人でお互いほぼ何も知らない状態(まぁ、ある程度の情報は持ってはいるがそれとこれとは別)でそんなことを言われたって出来るはずがない。
なのにどうして頭から離れないの?
ぐるぐると考えながら荷物を部屋へと運ぶ。
「何を考えてるかは知らないがぶつかるぞ。」
「え?ぃッ!?」
「…ほらな。」
綱吉の言葉でハッとするも目の前にあった壁に気が行かず思いっきりぶつかれば呆れた声が聞こえるもぶつけたところを抑えつつ痛みから涙ぐむ。
「うぅ…もっと早く言ってくれよ。」
「俺が言う前に考え事しながら歩くなよ。」
「…ごもっともで。」
文句を言うも正論で返され返す言葉もない。
痛いと思いながらもどうすることも出来ないため取り敢えず部屋に向かう。
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