story 7 帰宅
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一応暖かいお湯のシャワーを浴び綱吉から投げ付けられた服を着る。
分かってた事だけどさ…。
綱吉の服、“デカい”。
袖から手出ないし、裾も長いからダボッてるし、ウエストはベルトでなんとかしたけどさ…。
「はぁ…しょうがないから曲げとくか。」
ダボダボじゃ歩きにくい。
男ってほんと背高いから服もデカい。
女とは比べ物にならないな。
袖と裾を曲げながら溜め息をつく。
俺、身長160もないからな…。
ボンゴレの奴は何故ああも背の高い奴ばっかなんだ。
そう思っているとガチャッと音がしてドアが開いた。
「友羅、遅い。」
「しょうがないだろ?服がデカ過ぎるんだから。」
「は?ふっ。」
ククッと俺を見た瞬間笑いやがった。
「笑うなよな!」
「いや、それはあんまりだろ。どんだけチビなんだよ。」
ち、チビって…。
確かにそうだけど、笑い過ぎだ。
段々イラついてきた。
「綱吉、笑い過ぎだっつーの!」
「いや、それで笑わねぇ奴の方がいないって。」
それはそうかもしれないが…!
やっと笑いが収まってきたのか小さく息を付く綱吉。
俺はムスッとなってるだろうけどな。
「そんな怒るなって。家、行くんだろ?準備が出来次第行くぞ。」
「え、あ、嗚呼!」
何処か笑いを堪えてる感が残っていながらそれを言うと部屋を出る綱吉。
あっさりし過ぎて何かあるんじゃないかと思いながらもまぁいいかと考えるのを止めた。
さて、準備しますか。
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