story 1 出会い
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「うっ…ふぁー……ん?」
目が覚めると俺はとても綺麗な部屋に居た。
しかも、ふかふかのベッド。
枕に頬擦りしつつふと昨日の事を思い出す。
可笑しいな…。
俺の記憶では昨日、裏路地に入る細い道の建物の影で寝たような気がしたんだけど…。
何日も寝ずに任務をこなしたせいで眠さが半端なくその場所に座るなり意識が飛んだんだよな…。
その時点で可笑しいとかツッコまないでね?
家は一応ちゃんとあるから!
ただその場所からちょっと遠かったから、ね。
少し休もう的なノリだよ!
悠長にそんなことを考えていると、足音が聞こえてきた。
そして、扉が開いた。
勿論、俺の警戒心は強まっている。
入ってきたのはススキ色の髪をした男の人。
なんか髪型が凄い…。
いや、敢えてツッコまないでおこう。
彼はにこにこと笑って近付いてくる。
その笑顔に違和感を感じるが。
「やっと起きたね、後、そんな警戒しなくてもいいよ、なにもしないから。」
そう言ってベッドの端に座る彼。
そりゃ、警戒するに決まってんじゃん。
一応見ず知らずの他人なんだから。
後、さっきの違和感の正体は作り笑いって事だね。
疲れないのかな。
って、そんな事より、どっかで見たことあるような…。
俺は暫し考え、そして小さく呟く。
「ボンゴレファミリー10代目ボス、沢田綱吉…。」
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