story 6 違和感
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「ゆっくりと言ってもそれは遅すぎませんか?」
とうとう六道さんにまでツッコまれたよ。
当たり前っちゃ、当たり前だろうけどな。
だって、箸動かしてないし、さっきから全然減ってないもん。
「さっきまでの元気はどうした?」
「具合悪いなら、無理はよくないのな。」
「まぁ、無理にとは言わねぇが食わねぇと元気でねぇぞ。」
上からリボーンさん、山本さん、獄寺さん。
えっと、めっちゃ心配されてる感じ?
嘘偽りなく…って何考えてるんだろう、俺…。
「友羅、お前…。」
少し眉を顰めた綱吉さんの言葉を聞かずして立ち上がり部屋に向かった。
多分、読心術を使ったのだろうけど。
立ち上がった時は皆少し驚いた顔をしてた。
当たり前かと思いながら頭を抑える。
自分が何をしたいのか分からなくなった。
何故か涙が出そうになった。
心配される事がなかったから?
皆で一緒にご飯を食べる事がなかったから?
不安に駆られる。
ヤバいと思っても動き出した思考回路は止まらない。
頭を冷やそうと部屋にあるバスルームに行き、服の上から冷水を浴びた。
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