story 5 初任務
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「離して貰えると嬉しいなぁ、なんて…。」
「離したら逃げるだろうが。」
「ごもっともです。」
この場をどう逃げきろうか考えるがなかなか良い案が出てこない。
まだ手袋に炎を灯してない分、マシなんだけどな。
「さて、どうしようか。」
「どうもしなくていい。つか、朝飯。腹減ったし、獄寺さんに怒られる。」
「隼人は後で言えばいい。それに怒られんのはお前だけだ。」
「ひでぇ!」
満面の良い笑みを崩さない綱吉。
つか、俺だけ怒られるとかないわ。
まぁ、彼奴は綱吉の忠犬だからしょうがないか。
そうこう考えていると強く手首を握られた。
「っ、痛い!マジで痛いから離せ!」
「口のきき方からなってないお前は調教しないとな。」
「うわ、嫌だし。許せ、なんでもすっから!」
あまりの痛さに俺は余計な事を口走ってしまったことに気付いていなかった。
「なんでも?」
「ぇ、いや、その…。」
「ふぅん、なんでも、ねぇ…何してもらおうかな。」
やべぇ。
余計な事口走った!
痛みの所為だけど、これってヤバいパターンだよな!?
だって、超良い笑顔だし!
「あ、あの綱吉、さん?」
「男に二言はないよな?後で覚えてろよ。」
「っ、い、嫌だぁあ!!」
緩んだ綱吉の手を振り払い、綱吉の部屋を後にした。
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