story 5 初任務
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う、ど、どうしよう。
今出てってもいいけど、それも不自然だし、頼み事もあるし。
そうこう考えてて綱吉が近いて来たことに気付かなかった。
「友羅?」
「!ぇ、あ、ちょっ、服着ろって言ってるだろ!あっち行け!」
目の前にいた綱吉に吃驚した。
つか、目の前に来んなよ!
尚更、目のやり場に困るじゃねぇか!
顔を背け、目線を泳がせていると無理矢理目線合わせられましたよ。
しかも、片膝ベッドに乗せてるし、斜めの体制ってキツいんだよ!
「友羅、お前、顔赤…何、恥ずかしがってんの?男同士なのに?」
「う、うっせ!退けよ!」
「へぇ?」
ニヤニヤしてる綱吉。
俺は余裕がないからあんまり考えを巡らせれない状況。
くそ、どうにかこの状態を脱出したいが、難しいんだよ!
誰かhelp me!
とか思ってたらいきなり扉が開いた。
そして、扉の方を見たことを後悔したよ。
そこには血相を変えたリボーンさんがいた。
うわ、やべ。
忘れてたよ、リボーンさんをベッドから落としたの。
「うわ、リボーン、どうしたの?そんな怒って。」
「ツナ、そこにいる、馬鹿をこっちに渡せ。」
「…友羅、お前、リボーンに何した訳?リボーン、相当キレてるみたいだけど。」
「え、えへ☆」
ベッドから落としたんだよ!
その場で思い付いちゃって。
「誤魔化せると思うなよ?てか、お前、凄すぎだろ、やること。」
「あ、やっぱり?」
-ズガンッ
『っ!?』
あ、危なっ!
発砲されたよ!
ギリギリで綱吉も俺も避けたけどさ。
「俺様を無視するとは良い度胸だな?あ゙ぁん?」
「っ、すいませんでした!調子に乗りました!」
こ、こえーよ!
殺気がヤバい。
思わずスライディング土下座しちゃったよ!
「んなんで許されると思ってんのか?」
「まっさか思ってませんよ。」
つか、仕返ししただけだし。
軽く棒読みになっちまった。
「ほう?反省してないようだな。その空っぽの頭を風通しよくしてやろうか?」
「うわ、読心術忘れてたわ。つか、遠慮する。綱吉、help!」
銃を構えるリボーンさんを余所に綱吉の後ろに隠れる。
「友羅、何盾にしてんの?」
ニコッと効果音が付きそうな程の笑顔を向けられる。
うわ、もう此処黒ばっかじゃん。
「ほんと減らず口だな。リボーン、止めて。此奴に何言ったって無駄だから。それに俺の部屋でバトんないで。」
一言二言多いが止めてくれた綱吉。
感謝だな。
偶に良いとこあんだよなぁ。
「チッ…覚えてろよ、友羅。次やったらただじゃおかねぇぞ。」
「うん、もうやんない。」
だって、こえーし。
俺の言葉を聞いて銃を仕舞い出て行ったリボーンさん。
ふぅ、一安心だな。
なんて、現実はそう甘くなかった。
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