story 5 初任務
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さーて、来ましたよ。
アルコバレーノこと、リボーンさんの部屋。
起きてれば、扉越しに言えばいいんだけど、起きてなかったらどうしようかな…。
あの人、寝起き悪そうだし。
「ま、そんな考えたって意味ないし、行くか。」
気合いを入れ、扉をノックする。
だけど、返事は返ってこない。
「あれ?リボーンさん?」
そっと扉を開けると寝息が聞こえた。
成る程、まだ寝てるわけ、ね。
どうやって起こそうか考えつつ気配を消して近付く。
バレたら銃向けられそうだし。
てか、ほんとに爆睡してらっしゃるよ。
しかも、寝顔もイケメンだね、この人。
ふといいことを思い付いた。
バレたら絶対怒られるけどね。
扉開いてるし、一か八かだ。
ニッと笑い布団を勢いよく引っ張った。
そしたら、案の定、ベッドから落ちましたよ。
落ちる音と落ちた時の声は傑作だな。
即行出てったけどね、俺は。
それで走って綱吉の部屋へ。
ノックして入りましたよ、そりゃ勿論。
綱吉も寝てるけど、な。
「つーなーよーし、起きろっ!」
「うっ!?友羅、お前…。」
「起きた?朝飯出来てるぜ?」
はい、飛び乗ってやりましたよ。
すっごく不機嫌オーラが漂ってるけどな。
「嗚呼、それより、何飛び乗ってんのかな?」
「いや、昨日の仕返し?面白そうだったし。」
「ふざけんなよ?この馬鹿。今すぐ燃やしてやろうか。」
「遠慮しまーす!仕事あんだろ?さっさと朝飯食えよ。」
「ムカつく。口悪いしなんか態度デカいし。」
「しょうがないさ、それが俺だ。」
舌打ちする綱吉のオーラは凄まじいよ。
なんで平気か?
慣れだ←
ふふん。
てか、誰が口喧嘩で負けるつーの。
手に手袋しかけてたけどな。
ガチでやる気だったよ、この人。
「はぁ…マジでなんなの、お前。こんなに殺意を覚えることはないよ。」
「俺もだ。てか、さっさと着替えろ。折角の飯が冷める。」
「分かったから、退け、馬鹿友羅。」
「はいはい。」
綱吉の上から退き、ベッドの端に座った。
「あ、そうだ、綱吉…!」
「何?お前の所為で苛々してるんだけど。」
ベッドから降りてクローゼットの方に向かっている綱吉を見れば、服脱いでたよ。
上だけだけど、ね!
「つ、綱吉、さ、さっさと服着ろ!」
「は?」
すんごい早さで顔を背けた。
うわ、六道さんといい、綱吉といい…ひ、人前でふ、服を…。
絶対赤くなってるよ、俺。
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