story 4 自己紹介
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「さて、一応友羅も自己紹介して。」
「は?俺も?」
「なに?文句ある?」
「イエ、ナンモアリマセンヨ。」
めっちゃいい笑顔の綱吉。
さっきのもあってちょっと恐怖が…。
うん。
ある意味これも武器だよね。
人を一瞬にして黙らせる。
「えっと、無理矢理部下にされた、神崎友羅です。まぁ、よろしくする気ないけどよろしくと言っておくよ。」
「友羅、喧嘩売ってるの?」
「まっさか、喧嘩は売ってないけど本心です。」
「尚更タチ悪いから。」
溜め息を付き、呆れる綱吉。
やった!勝ったぜ!
「覚えてろ、思いっきりパシってやる。」
「ハッ、上等だ。度肝抜くくらいの早さで終わらせてやるよ。」
綱吉と睨みあってると他の幹部さん達が入ってきた。
「テメェ、友羅!10代目になんて口の効き方してやがる!」
「ハハ、賑やかになりそうなのな。」
「極限、そうだな。」
「凄い、あんな口の効き方が出来るなんて…。」
「クス、珍しいね、そんなに綱吉に反論する子。面白い気に入ったよ。」
「クフフ、恭弥君と同じ意見とは虫酸が走りますが確かに面白いです。」
「黙りなよ、南国果実。」
トンファーで六道さんねじ伏せちゃったよ、雲雀さん。
絶対犬猿の仲だろうな、あの二人。
てか、うーん。
獄寺さんはスルーで、山本さんと笹川さんはまぁ、いいとして、ランボさんも…うん、別に、ね。
問題は雲雀さんと六道さんだ。
面白いってなんだ!
雲雀さんに至っては気に入ったとかマジないわ。
どうせなら、ほっといて下さい。
その中で山本さんがふとした疑問を投げ掛けてきた。
「そう言えば友羅って強いのか?」
「え?俺は…。」
「強いぞ。なんたってあの“漆黒丿氷雨”だからな。」
「っ!?リボーンさん!俺はそんなに強くねぇから!」
俺の言葉を遮りリボーンさんが答えた。
しかも、バッチリ通り名言いやがりましたよ。
そして、リボーンさんの言葉を聞いて皆さん、それぞれの反応をする。
一番厄介そうな彼はもちろん…。
「へぇ?じゃあ、闘ってよ。」
ほらね?
嫌だよ!今は嫌だ。
トンファーを構え今にも攻撃してきそうな雲雀さん。
誰か止めてくれ。
「雲雀さん、それは今度にしてください。友羅に教えないといけないことがあるんですから。」
「…分かったよ。」
渋々トンファーを仕舞う雲雀さん。
助かったよ、今だけ綱吉が天使に見えたよ。
「今だけ?いつもの間違いでしょ?」
「あー、はいはい、そうですねー。」
ふざけた様に返せば、足を思いっきり踏まれた。
「いっ!?て、てめぇ…ッ!」
「じゃあ、まぁ、友羅の事よろしくね?」
俺を無視して言う綱吉。
ムカつく。マジで。
皆さんそれぞれの返事をし、綱吉の解散の合図でそれぞれ大広間を後にする。
「じゃあ、俺らも行こっか。」
ニコッと笑顔で言う綱吉に怒りを覚えた。
「覚えてろよ?」
そして、俺達も大広間を後にした。
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