storia 20 騒然
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「奴等っていうのは、僕達がまだ幼い頃、ソラを連れ去った奴等の事だよ。」
「え、それって誘拐ってことですか?!」
「そうなるね。ソラは自分を犠牲に僕を護ったんだ。」
俺達から目を離し、窓の方を見る雲雀さんはとてもツラそうで悔しそうな顔をしていた。
それにしても、自分を犠牲にしてまで兄を護なんて、凄すぎる。
「成る程、それでソラはイタリアに居たんだな。」
「そうらしいね。僕も行方は分かんなかったんだ。やっとまた会えたのに。」
リボーンが帽子の鍔を下げる。
雲雀さんは窓の方を向いてるから、表情は分からないけど、きっとさっきと変わらない表情なんだろう。
「雲雀、奴等っていうのはどんな奴等なのか知ってるのか?」
「いや、知らないよ。ソラも一緒。知らないんだ、奴等のこと。」
「…そうか。」
結局、ソラの居場所は分からず終い。
だけど、もしかしたら、雲雀さんの言う奴等が関係しているのかもしれない。
「ツナ、雲雀。」
「え、何?」
「何だい?」
突然リボーンに呼ばれる。
吃驚しつつ次の言葉を待つ。
そして、発せられた言葉は…。
「お前達は何もするな。」
「何言ってるんだい、赤ん坊。ソラがいなくなったんなら、僕は捜すよ。」
「そ、そうだよ!雲雀さんの言う通り。俺だって、捜すよ!」
反論すれば、殺気という圧力をかけられ何も言えなくなった。
「これはもしかしたら、もしかするかもしれねぇ。裏が関係してるなら、今のお前達じゃ、どうにも出来ない。」
返す言葉が見つからなかった。
裏=マフィア
俺達だって、そうだけど、まだまだ未熟なんだ。
って、マフィアになる気はないんだけどさ。
「兎に角だ。何かあれば連絡する。だから、お前達は何もするなよ?」
そこまで言われたら俺達は頷くことしか出来なかった。
*綱吉 said 終*
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