storia 15 結果発表
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*ディーノ said*
時間を気にしながらも歩いてリボーンの所に向かう。
ソラはいつの間にか眠ってしまっていた。
まぁ、2時間弱逃げてれば疲れるよな。
「お、やっぱり、ディーノが勝者か。」
「おう、もう時間になんだろう?」
そう驚いた様子もないリボーン。
こうなることを予想してたのかもしれない。
「嗚呼、ソラは寝ちまったのか?」
「ん、この通りな。慣れないことして疲れたんだろう。それに足捻ったとか言ってたしな。」
「…そうか。もう時間だから、全員集まり次第解散させるか。」
「そうしてくれ。」
校舎の方を見れば、ツナ達が見えた。
これなら、全員集まるのも早いだろう。
ソラは相変わらず眠ってるがな。
「あ、もしかして、ディーノさんの勝ち…?」
「そうだぞ。」
「うそ…。」
最初に戻って来たツナがそう聞けばサラリと答えるリボーン。
それを聞いて少し悔しそうな顔をしているツナ。
…もしかしてツナ、ソラを狙ってるんじゃ…。
俺の中で嫌な予感がしていた。
嗚呼、だから心配なんだ。
「チッ、跳ね馬の勝ちかよ。」
「してやられたな。」
「クフフ、やはりあの時、すぐに追えば良かったですね。」
「そうですね…。」
上からスモーキン・ボム、山本、
六道骸、クローム髑髏の順で思ったことを言っている。
俺は軽く苦笑いしながら、その様子を見ていた。
「そういえば、恭弥は…?」
俺の生徒である恭弥の姿が見えなかった為、呟けば、それが聞こえていたのかリボーンが答えた。
「後ろだぞ。」
「ぇ、?」
それを聞いて後ろを見れば、微かに殺気をだしながら、こちらを見ている恭弥がいた。
…なんでだろう。
なんか怖いんだけど。
「ねぇ、ソラに触れないでくれない?」
「は、え?わっ!?」
すぐに理解できずにいると突然トンファーを振るわれた。
「あ、危ねぇな、ソラに当たったらどうすんだよ!」
「当てる訳ないでしょ?僕が狙ってるのは貴方なんだから。」
人の話も聞かず、ブンブンとトンファーで攻撃してくる。
相手をしようにもソラがいるし、今は兎に角、ホテルに戻りたいんだが。
「雲雀、勝ったのはディーノだ。止めておけ。」
「…嫌だ。」
折角リボーンが止めに入ったのに止める気ゼロの恭弥。
はぁ、どうしたらいいんだか…。
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