storia 13 恐怖の鬼ごっこ
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「はぁ…はぁ…なんとか逃げきったかな。」
恭弥も武も気付いてなかったみたいだし、ひとまずはよかったかな。
でも、まだ油断は出来ない。
二人を撒けても後5人いる。
さて、次来る敵は誰かな。
絶対撒いてみせる!
とは言ったもののだ…。
「ソラ、待ちやがれ!」
「ソラ、俺以外に捕まるなんて許さないからな。」
はい。
ある意味強敵隼人とツナだよ!
隼人の語源はまだよしとしよう。
ツナのは明らかに可笑しいでしょ!
俺以外に捕まるなんて許さない?
ふざけるなって、マジで。
ツナこそ捕まりたくないよ。
ツナに捕まるくらいならまだ恭弥とか隼人とか武とかのがマシだ。
一番いいのは勿論あの人だけどさ。
「…ソラ、黙って聞いてれば言いたい放題言ってくれるな?」
「ぁ。」
やべ、ツナが読心術使えるの忘れてた。
これって、危機なんじゃ…。
ツナの方をチラリと見れば…
とてもいい顔をされてました!
「止まれ、ソラ。」
「絶対嫌っ!」
ほんとに恐怖の鬼ごっこだよ!
「二倍ボムっ!」
「っ!?」
いきなり隼人がダイナマイトで攻撃してきた。
ふ、ふざけるなっ!
危うく当たるとこだったよ!
てか、校舎が…。
後で恭弥が怒りそうだ。
それより、今は逃げなきゃ。
隼人のぶっ放ったダイナマイトの煙であまり見えないがきっとお互い様だ。
「けほ、ごほ…っ!」
「!獄寺君、何ダイナマイトなんて放っちゃってんの!ソラの居場所分かんないじゃん!」
「す、すみません、10代目!」
「チッ…絶対捕まえてみせる。」
ツナのこわーい声が聞こえた気がするけど、逃げるが勝ち。
というわけで逃げます!
僕はすぐにこの場を後にした。
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