storia 12 特訓
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「じゃあ、ルールを説明するぞ。鬼ごっこ、つまり、鬼と逃げる奴に分かれる。それは当たり前だ。その鬼はお前たちツナ、獄寺、山本、雲雀、骸、クロームの6人。」
「ちょっと待った!それおかしいでしょ!逃げる人は?」
リボーンの説明を聞いてたはいいが物凄くおかしい内容でつい止めてしまった。
いや、だってね…。
嫌な予感がするんだよ。
「逃げる奴は…ソラ、お前だ。」
『なっ!?』
僕っ?!
つか、うん。
なってハモったよ。
誰とかって?
ツナ、隼人、ディーノだよ。
「ちょ、待てよ、リボーン!ソラだけって…。」
「そうだよ、ディーノさんと同じ。ソラだけってかなり危ないよ!」
ディーノ、ツナ…。
君達優しいね。
リボーンなんてニヤニヤしてるし。
「ソラなら、大丈夫だ。」
「何を根拠に言ってるんだ。」
「俺の優秀な弟子だろ。」
あ、キッパリ言いやがった。
くそ、なんか悔しい。
「まぁ、そういうわけで範囲は並中内ならいいぞ。制限時間は2時間だ。あ、後、捕まえたらここ、校門に連れて来いよ?それ以外は無効だ。」
…鬼。
2時間とか無理。
しかも、相手は男。
僕は女…。
「ソラ、後2時間増やすぞ?」
「ご、ごめんなさい。調子乗りました…。」
マジ勘弁。
逃げきる自信なくなる。
そうだよね、マフィアに男女なんて関係ないもんね!
「捕まえたらどうなるの?」
「イイ質問だな、雲雀。捕まえたらソラを1日自由にしていいぞ。」
「へぇ…それは楽しみだね…。」
うわ、お兄ちゃん、いい顔してる。
怖いよ。
後、ツナもね。
「…リボーン、拒否権は?」
「分かりきったことを聞くな。ふっ、勿論、ディーノも参加していいぞ。」
!ディーノも?
なら、ディーノのとこに行こうかな。
「俺もいいのか?」
「嗚呼、今回は特別だ。ソラ、ディーノが参加するからってディーノの所に行くなよ?お前が逃げきったらそれもそれでお前が自由にしていいんだから。」
「チッ…まぁ、それなら逃げきるよ。そう易々捕まるほど弱くはないからね。」
…やっぱり、読まれてた。
まぁ、その条件なら大丈夫かな。
なんて、思ってた僕はこの後、それを激しく後悔することになるとはまだこの時は思ってもみなかった。
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