storia 12 特訓
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「あ、リボーン!遅いよ。」
並中に着くといつものメンバーがいた。
ツナ、隼人、武…。
お兄ちゃんは来てないみたい…。
まぁ、群れるの嫌いだしね。
あれ?
あの子達は…。
ツナ達の他に見覚えのない、男女がいた。
うん、何故に髪型がパイナップrゴホン、いけない、それは失礼過ぎるな。
「あれ?ソラとディーノさん?」
「おう、久しぶりだな、ツナ!」
僕とボスに気付いたツナ。
遅く…はないね。
僕も一応挨拶しとくかな。
「おはよ、ツナ、隼人、武。」
「うん、おはよう。」
「…おう。」
「はよ!」
ニコッと笑って返してくれるツナと武。
それに比べて隼人は相変わらず素っ気ない。
まぁ、いいんだけどさ。
「リボーン、あの子達は?」
最初に疑問に思った彼らの事を聞いてみた。
うーん…。
多分守護者なんだろうけど…。
「嗚呼、彼奴等も守護者だぞ。」
「うん、それは分かるから。」
なんかイラッときたよ?
分かりきってることを言わないでくれ。
「霧の守護者の六道骸とクローム髑髏だ。」
霧…。
マジでか。
でも、何故2人?
そう思って首を傾げていると多分六道骸っていう人が教えてくれた。
「クフフ、僕らは特殊なのですよ。」
「へぇ…って、何故分かった。」
「顔に出てたもので。」
クフフとこれまた特殊そうな笑い方をしながら答えてくれた。
顔に出てたのか、以後気をつけよう。
「それはそうと貴方の名前は?」
嗚呼、言ってなかったね。
人のことばかり聞くのはやっぱりダメか。
まぁ、このくらいはいいんだけど。
「僕はソラ。キャバッローネファミリー所属。で、今は師匠であるリボーンの補佐ってとこだよ。」
うん、我ながら完璧な自己紹介だ。
「ソラ、ですか。」
「うん、よろしく。」
「…よろしく。」
「クフフ、マフィアと馴れ合う気はありませんよ。」
むっ。
六道骸、なんかムカつく。
クロームはちゃんとよろしくって言ってくれたのに。
「じゃあ、なんでボンゴレの霧の守護者なわけ?」
「僕には目的があるんですよ。」
「目的、ね。」
「はい。マフィアは嫌いですから。」
マフィア嫌いのマフィア。
わぉ、まぁ、僕も別に好きじゃないけどね。
「貴方も…。」
「ぇ…?」
いつの間にか目の前にいた彼。
少し真剣な顔。
どうして…?
「おい、いい加減、特訓を始めるぞ。」
リボーンにより遮られたけど、いったい何を言いかけた…?
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