storia 10 師弟
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特訓内容を考えるべく家に帰ったのはいいけど…。
「ソラ、お前本当に雲雀の妹なのか?」
「そうだよ、恭弥お兄ちゃんは本当に僕のお兄ちゃんだよ。」
だから、僕の名字も雲雀だよ。
さっきから同じ質問を繰り返されている。
何回言わせればいいのさ。
恭弥がお兄ちゃんだと何か悪い訳?
「問題だぞ。ディーノと雲雀は師弟だろ?自分の妹が師匠…咬み殺したい相手の恋人だなんて知ったらどうなる?」
「っ!?」
そ、そうだった…!
恭弥にとって、ディーノは咬み殺したい相手…。
バレたらヤバいじゃん!?
リボーンが読心術使ったのもスルーして落ち込む僕。
「…そう落ち込むな、ソラ。」
「無理…だって下手したら僕まで咬み殺されるよ!」
「ドンマイだな。」
「ヒドッ!」
酷いよ、リボーン。
弟子が困ってるのにー!
あー…なんか目の前がぼやけるよ、うん。
「ふ、その目、誘ってr「ないから!何言っちゃってんのかな、リボーン師匠?」チッ。」
舌打ち…。
油断も隙もないね。
赤ん坊の癖に。
-チャキッ
…はい、すみませんでした。
調子に乗りました。
お願いですから銃をお仕舞い下さいませ。
そして、読心術はやめて下さい。
「嫌だぞ、便利なもんは使わねぇとな。」
「師匠の意地悪、イタリアに戻るぞ、コラ。」
「ソラ、いい加減にしねぇと特別に地獄の特訓させるぞ。」
「嫌です、ごめんなさい。もう言いません。」
「今度言ったら本当にするからな?あ、俺様の特別特訓でもいいぞ。」
ニヤリと笑いながら言うリボーン師匠。
地獄の特訓より特別特訓の方が絶対ヤバいって!
「いやぁぁああ!」
うぅ…師匠に勝てる気がしない。
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