storia 9 兄妹
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「ソラ、今までどこにいたの?」
恭弥は風紀委員の仕事、僕はパソコンを弄っていた。
そんな時、いきなり質問してきたのだ。
「んー…?イタリアだよ。」
「!?イタリアって…奴等が?」
流石理解が早いね。
「うん。でも、何もされてないよ?逃げてある人に助けてもらったから。」
何もされてないわけないけど、心配かけたくない。
それにある人とは僕の大好きなあの人だよ?
…なんか会いたくなってきたなぁ…。
「ふぅん…まぁ、無事で良かったよ。」
微笑んでる恭弥はとてもカッコいい。
昔と変わってなくてよかった。
まぁ…変わった部分も結構あるけどね?
でも、僕のことも覚えててくれたし…。
あ…。
「…でも、まだ捕まる可能性はある。」
「!?どうして…?」
「奴等のことは分からない。でも、そう簡単に諦める奴等でもないはず。」
そう、調べるにも調べられなかったんだ。
だから、分からない。
奴等が何者なのか。
何が目的なのか。
だからこそ…。
「恭弥は僕が護るから。」
僕が恭弥を護るんだ。
その為に今まで頑張ってきた。
“大切な人達を護る”
その一心で…。
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