storia 8 再会
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後ろを振り向くとそこには学ランを羽織った男の子がいた。
「ひ、雲雀さん!?」
「げ、雲雀…!」
「おっ!」
三人ともそれぞれ反応する。
だけど、僕は黙ったまま。
だって、彼は―…。
「校則違反で咬み殺すっ!」
「っ!ソラ逃げるよ!」
「えっ!?」
綱吉は僕の腕を掴むと走り出した。
隼人と武は前を走っている。
「逃がさないよ。」
そう言って彼は僕らを追ってくる。
彼の顔はいい獲物を見つけた時の顔だ。
「…出来ればまだ会いたくなかった…。」
「え…?」
ボソッと呟いた。
ここにいることは分かってたはずなのに…。
いざ会うと怖くなる…。
不意に出そうになった。
“お兄ちゃん”。
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