storia 6 転校生
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「はぁー…つっかれたー。」
「ソラ!自分のベッドに寝転がれよ!」
「えー、やだ。」
僕は現在進行形でツナのベッドに寝転がっている。
意外とふかふかなんだよ~♪
「…ソラ。」
「なに?退く気はないよ?」
さぁ、本性を見せてよ。
「ソラ、さっさと部屋に戻って。戻らないならおかs「ちょ、きゃー!な、なんてことを言おうとしてるのさ!!」チッ。」
ま、待て待て待て!
こ、こんな純粋そうな子が今なんて言おうとした!?
し・か・も、舌打ちした…!
「ほら、早く退けよ。」
「言われなくても退くよ!…やっぱり、そっちが本性か…。」
小さな声で呟きながらベッドの端に座った。
「やっぱりってどういうこと?」
聞こえてたんだ~。
地獄耳か…?
「あー…初めて会ったときからちょっと違和感があったからね。」
「へぇ?よく分かったね?ククッ…初めてだよ。俺の演技を見破ったの。」
「そう…。」
これはそのままにしとくべきだったなぁ…。
「まぁいいや、誰にも言わないでよ、ソラ。言ったら…。」
ニヤリといい顔をするツナ。
うん、これはいう通りにした方がいいね。
「言わなきゃいいんでしょ?そのくらい朝飯前さ。」
「話の分かる奴でよかったよ。」
「そりゃどうも。」
嗚呼…また厄介なことになりそうだ。
まぁ、普通よりこれくらいのスリルがあった方が楽しめる。
非日常はまだ始まったばかりだ―…。
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