storia 6 転校生
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「ふぁ~…疲れたー…。」
授業というものはこんなにダルいのか…。
6時間の授業もあっという間に終わりもう放課後だ。
皆、それぞれ帰宅したり部活に行ったりしている。
「ソラ、帰ろう?」
「うん。」
「早くしろよ!10代目待たせんじゃねぇ!」
「それは失礼いたしました、右腕さん。」
クスッと笑いながらそう言えば少しテンパる隼人。
からかいがいがあって面白いね(笑)
今日は3人で下校。
武は部活らしい。
凄いね。
「授業って、あんなに当てられるもんなの?」
「いや、普通はあそこまで当てられないよ。」
「ふぅん…。」
そう、僕が転校生だからか分かんないけど殆どの授業で当てられたのだ。
「隼人もあんなに当てられたの?」
「いや、そんなに当てられた記憶はねぇよ。」
「ツナは?」
「俺もそこまで…。」
なんなんだよ!
転校生虐めか、コラッ!!
「はぁ…ほんと疲れた…これなら、仕事してる方が何倍もマシだよ…。」
「アハハ…ソラはイタリアで学校行ってなかったの?」
「うん。勉強はリボーンとボスが教えてくれたし…後は独学かな…。」
「へ、へぇー…。」
そんな憐れな目で見ないで欲しい。
多分…リボーンのスパルタを思い出したんだろう。
ツナの場合…。
「ソラ、お前、仕事しながら勉強してたのか?」
「当たり前だよ!勉強しないとイタリア語だって話せなかったんだから!」
…僕は純粋な日本人だからね。
「そうか…。」
そんな話をしているうちにツナの家に着いた。
「じゃ、俺は失礼します!」
「あ、うん!またね。」
「じゃあね、隼人!」
隼人と別れ僕らは家に入った。
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