storia 4 日本
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部屋に着き少しだけ物を片付けた。
散らかってるのは嫌だからね。
「ソラ、並中に通ってもらうからな。」
「え?なみちゅう?」
訳が分からず疑問を浮かべているときちんと説明してくれた。
「並森中学校だ。ツナ達もそこに通ってるからな。」
成る程。
てか、中学校って…。
「僕、学校に行ったことなんてないよ?」
勉強はリボーンとディーノに教えてもらったし、後は独学だし…。
「大丈夫だ。」
キッパリ言い切るリボーン。
どこにそんな自信が…。
「手続きはしてある。明日から通えよ?制服もそこにある。」
指差す方を見ると確かに制服があった。
「仕事が早いこと…全部決定事項なんだね。」
「当たり前だぞ。」
そう言いきれるのは流石としか言えない。
「それよりソラ。」
「なに?」
「その左手の薬指にしてる指輪はなんだ?」
ニヤニヤしながら聞いてくる。
絶対分かってるよ!
「…どうせ、何か分かってるでしょ?」
「まぁな。あのへなちょこも時にはやるな。」
「あぁもういいでしょ…!」
からかわれた感じがして何か嫌だ。
だから、早く話を逸らしたかった。
「お前は相変わらず可愛い奴だな。つれないが。」
「最後は要らないでしょ!ってか、可愛くないっ!」
むすっとしながら言う。
可愛いって言われるのは苦手なのだ。
「そんなことより並中に案内してよ。」
話を逸らすため、咄嗟に案内を頼んだ。
少し考えるように黙り込み、何かを思い付いたような顔をしたリボーン。
多分…いいことではないな。
「いいぞ?ソラ、並中の制服に着替えろ。」
「?分かった。」
そして、リボーンは玄関で待ってるぞとか言って部屋を出て行った。
まぁ、兎に角さっさと着替えようと思い制服に手をかけた。
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