storia 32 決意
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真っ暗な暗闇の中、声が聞こえた。
“ソラ”
何度も何度も呼ぶ声。
この声は僕の大好きな声。
「ディーノ…ッ!」
ディーノは知っていたはずだ、僕が刃を向けた事を。
なのに、傷つけたのに未だに僕の傍に居るディーノ。
どうして?
溢れ続ける涙は止まらない。
こうしてても何も変わらない。
ディーノと話さなきゃ。
でも、どうしたらいいか分からない。
恐怖と不安が入り混じる。
「ディーノ!!」
“ソラ”
不意に暖かさに包み込まれた。
な、何?
そう思いながらもこの暖かさを僕は知っていた。
そうだ、これは…。
名を言おうとした瞬間、眩しい光が現れ、目を瞑った。
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