storia 32 決意
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*ディーノ said*
どのくらいの時間が経ったのだろうか。
ソラは一行に目を覚ます気配はない。
「ソラ…。」
名を呼んでみるも返ってはこない。
虚しさに溜め息をつくも突然呻く声が聞こえソラの方をバッと見る。
するとソラが凄く魘されていた。
嫌な予感がして何度も名を呼ぶ。
だけど、目を覚ましてはくれない。
「ソラ!目を覚ませ!」
ベッドに腰掛けソラを抱き締める。
頼む、目を覚ましてくれ…!
そう願いながら。
俺の推測にすぎないが多分記憶が戻ってるんだと思う。
ソラがリベルタの事を思い出せばきっと自分を責める。
下手をすれば居なくなってしまうかもしれない。
それだけは避けたかった。
ソラが居ないなんて考えられないのだから。
どうにか落ち着かせようとぎゅっと抱き締める。
早く目覚めてくれ。
じゃないと伝えられねぇよ。
お前をどれだけ想っているのかを。
*ディーノ said 終*
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