storia 30 終わりとそれから
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色々な夢を見た。
だけど、どれもあまり見えなくてすぐに切り替わっちゃってよく分からなかった。
そして、真っ暗な闇の中にぽつんと独りで立っていた。
何処にも出口はなくて、恐怖に襲われた。
どうすることも出来なくて、その場に座り込んだ。
色々な事を考えたが結論は出なかった。
どうすることも出来なくて、どれくらいの時間が過ぎたのも分からなかった。
すると、突然声が聞こえた。
「ソラ。」
僕の名前…?
誰が呼んでるの?
立ち上がり、辺りを見渡すけれど、真っ暗で何も見えなかった。
「ねぇ、誰?僕を呼んだの?」
僕の声はすぐに消える。
返事は返ってこない。
泣きそうになった。
そしたら、また聞こえたんだ。
ソラって呼ぶ声が。
辺りを見渡すと今度は一筋の光を見つけた。
「光…?」
その光に近付くと暖かさを感じた。
それと同時に懐かしさを感じた。
僕はこの光を知っている…?
「ソラ早く目覚めろよ。」
誰?
知ってる声。
てか、目、覚めてるよ?
考え込んでたら、ふと思い出した。
そうだ。
このキラキラは、
この暖かさは、
この声は、
“ディーノ”
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