storia 30 終わりとそれから
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数時間後、仕事を終わらせた俺はソラの居る部屋に向かった。
部屋に入ると機械音だけが部屋に響いていた。
ベッドには未だに目を覚まさず、眠ったままのソラ。
「ソラ、仕事、終わらせて来たぜ。いつもお前に怒られるからな。」
そう言いながら、椅子に腰掛けソラの手を握る。
確かにソラの体温を感じる。
「ソラ、早く目覚めろよ。皆待ってるんだぜ?もう苦しむ事はねぇからよ。」
ソラの手の甲にキスを落とす。
そして、誓う。
「もう二度とお前を苦しませねぇ。絶対護ってやっから。だから、早く目覚めろよ。」
そう言った時、微かにソラの指が動いた気がした。
そして、ぎゅっと力は弱いが握り返された。
「ソラ!?」
「でぃ、の…?」
薄く開かれた目、いつもより小さな声…。
やっと目覚めた。
*ディーノ said 終*
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