storia 29 裏切り
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*ディーノ said*
目の前でソラがやられた。
時が止まった気がした。
でも、すぐに現実だと把握し、ソラを支えるとロマーリオに手伝ってもらい、止血した。
ソラは俺の名前を呼び、微笑み、気を失った。
俺のこと、思い出したのか?
なんて、思っても答えは返ってこないのだから分からない。
それより、ソラを苦しませた奴の始末が先だ。
「フハハハ!無様だな。どいつもこいつも使い物にならん。」
俺もリボーンも殺気立つ。
狂った奴を許さない。
「覚悟しろよ。この外道が。」
「許さねぇ。俺の可愛い弟子に手ぇ出しやがって。」
「僕の大切な妹を苦しませたこと後悔させてあげる。」
「クフフ、貴方みたいな人は大ッ嫌いだ。堕ちろ、そして、廻れ。」
「ソラを傷付けたこと、許さない。」
全員、武器を構える。
だけど、奴は不敵な笑みを浮かべたままだ。
多勢に無勢。
此方が有利なはず。
なんで、そんな余裕そうに。
攻撃を仕掛ければ、するりと避けられた。
嘘だろ?
皆が驚く。
全員で一気に攻めたにも関わらず避けられた。
「フハ、その程度か?」
「ッ、まだだ!」
何度も攻撃するが、結果は同じ。
ずっと戦ってたから、体力も消耗している。
「はぁ、クソ!」
「なんなんですか、彼は…!」
「さぁな…!」
殺気をぶつけても動じない。
「まぁ、今日の所はこの辺にしておこうか。」
「なっ、逃げるつもりか!」
「逃がさないよ!」
「逃げることなど不可能ですよ?」
ツナと恭弥と骸が攻撃にかかる。
そして、避けた所を俺が鞭討ち、リボーンが撃った。
「!?チッ。」
「残念だったな。」
「終わりだよ。」
恭弥がトンファーで攻撃をくらわせて気を失わせた。
「はぁ、やっと終わった…。」
超モードを解いたツナはヘトヘトだ。
他の奴らもだけどな。
気を緩めていると、突然何かが現れた。
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