storia 29 裏切り
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うぅ、苦しいよ。
頭が痛い。
色んなものが混ざり合ってる。
僕の名前を呼ぶいくつもの声が聞こえる。
誰、?
僕は、?
何かを忘れてる?
思い出そうとすると頭が割れるように痛い。
「は、ぁ…ゃ、だ…ッ!」
痛い、苦しい、怖い。
「ソラ…っ!」
ぎゅっと抱き締められる。
ドン・キャバッローネ…。
いや、ディーノ…。
僕は貴方を知っている、?
「Joker...」
「ッ!?」
ゾクリ。
背筋が凍るような感覚が走った。
「ぁ、主、様…ッ!」
「Joker,こっちに来い。」
「は、い…。」
怖い。
でも、行かなきゃ。
なんでか、分かんないけど、行かなきゃ。
混乱してて、分かんないよ。
ねぇ、誰か、 助けて…!
ドン・キャバッローネを振り払い主様の元に行こうとしたけれど、男女の差、なかなか振り払えなかった。
「は、離して、、!」
「嫌だ。離さねぇ。」
ぎゅーっと強く抱き締められる。
どうしても、上手く抵抗出来ない。
理由は分からないけど。
視線が刺さる。
は、早くしないと、!
「っ、雪花、乱舞…!」
「っ!ソラ!」
雪が舞う。
ふと出てきた言葉を言えば、そうなった。
そして、鞭を解き、主様の元に行った。
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